「子どもは希望なんだなあ…」リトル・ダンサー ぽんさんの映画レビュー(感想・評価)
子どもは希望なんだなあ…
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ビリーの才能に気づいた先生、
ボクシングの部員、婦人会、
協力してくれた町のひとたち、
バレエは女の子がやるものだと大否定していた父親、
弟を邪険に扱うがなんだかんだいなくなると寂しく思う兄貴、
みんないなければビリーはこの町で終わっていたのだろうな。
名門であろうバレエの学校の面接、あんな態度でええんや。
ロンドンまでの旅費を出してでもオーディションを受けさせようとする先生、
素質、才能を見出していたんだろうな。
ビリーのダンスを目の当たりにした父親が先生にお金はかかるのかと聞いて…。
炭鉱を閉山?にする仕事に行き…。
あんなにもストライキをしていて各方面から蔑まれても、息子の未来を考えて…。
兄貴も父親がバスに乗ってるの見つけたときはショックだったろうね。
父親のセリフ
ビリーの夢を叶えてやりたい。
ビリーのためにストライキをやめる。
才能を伸ばしてやるんだ。
ビリーはたった11歳の子供だよ。
小さな子供だ。
俺を許してくれ。
俺たちに未来が?
おしまいだ。
だが、ビリーには未来がある。
兄貴を抱きしめながら話すシーン、
まじで泣ける…。
おそらく亡くなった母親のであろうアクセサリーも売り、
町の人たちからの協力でお金をかき集めるのももう…。
あんなに邪険にしていた兄貴が、
合格後ロンドン行きのバスに乗ったビリーに向かって、
寂しいと何度も言っていたのが本当…。
ものすごくうるさくてありえないほど近い
の監督と同じと聞いて納得した。
ちょっとわかんないというか、
ここ映画に入れる?って思うことがある。
子供は希望なんだと。
大人も変われることを知った。
2024.3.31 テラサ
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