「ビリーがバレエの道に進むのは反対の父、兄と最初から協力的なお婆ちゃ...」リトル・ダンサー P.N.映画大好きっ子さんさんの映画レビュー(感想・評価)
ビリーがバレエの道に進むのは反対の父、兄と最初から協力的なお婆ちゃ...
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ビリーがバレエの道に進むのは反対の父、兄と最初から協力的なお婆ちゃん、親友。道を示してくれる先生と分かりやすい相関図から、少年らしい葛藤に苦しむビリーの姿は自分の幼い頃と重ねて見てしまった。
「遠い空の向こうに」を見たばかりだからか、炭鉱労働者を取り扱う作品は時代背景もあるのだろうが、それ以上に何となく似た雰囲気を感じてしまうのは何故だろうと思った。
半ば諦め気味のビリーと希望を持っている街の人たちとの対称的な姿勢から、試験に受かった時のビリーが口に出す前に受かったと分かる表現力でこの流れが非常に良かった。
ラストの方、ビリーの想いを汲んで協力的になる父とのじゃれあいと別れのシーンで父、お婆ちゃんの無言の抱擁には胸が熱くなった。逆境にも屈せず、自分に正直で居続ければ道は開けると学ばせてくれる作品。
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