「日本なんて鉄道だらけ」ライフ・イズ・ミラクル マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
日本なんて鉄道だらけ
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この世は舞台であり、人は皆役者なのた。『お気に召すまま』
そんな事、100も承知の助なんだけど、肝心なのはその舞台は一回しか上映されず、主役は絶対に自分だと言うことだろうね。
『男は箱舟を作り、指ひとつで海を割り、万里の長城も作った。でもしかし、戦争はするし、NATOを作る。そして、歴史も憲法も詩も書ける』と結ぶ。さてさて彼女は続ける『でも、全ては女あってこそ。女心をつかむのは一番難しいこと』と。さてさてこれをどう受け取るか?
『いくら知的に生きても、何も証明できないのさ。理論止まりで』
すると中佐が『あの戦火の後には、もう理論なんか無い』
奥さんが返す『うちは家よ。あそこじゃ無い。』
『全部気分だ。あそことは関係ない』と主人公が閉める。
さてさてこの会話。
『あそことは』映画の中では具体的に言っている。たんぽぽの種子が舞う。まるで、戦火の後の灰燼の様だ。
ラストシーンは『小さな恋のメロディ』『雪国』『スタンバイ・ミー』そして、一番大事な『バルタザールどこへ行く』もう一つ大事な事。クール・ジャパンを代表する作家芥川龍之介の『トロッコ』だろうね。
『ベオグラードまでの切符は二枚いらない』それが、ジュリエットの人生の終焉。
その後は親父ロミオの人生の顛末。そして笑って、ロミオの幕が下りる。ロミオとジュリエットは悲劇ではない。持っているのは『DONKEY』と先に行っていた彼女。夏しかないオーストラリアで。
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kossyさんのコメント
2024年1月24日
マサシさん、いつもありがとうございます。
最近旧ツイッターばかり見ているのですが、タクシー運転手には鉄オタが多いことがわかりました。
鉄道は多いけど、昨日の新幹線の事故といい、なにかと事故が多いのが気になります・・・