「生涯ベストワン」死霊のはらわたII shunsuke kawaiさんの映画レビュー(感想・評価)
生涯ベストワン
親に連れられて5歳の時に映画館で観て、ホラーが大好きになった大きなきっかけになりました。
ホラー映画でありながら、アクションあり、ロマンスあり、コメディあり、SFありで、沢山のジャンル映画の要素が絶妙にもりこまれており、表現の幅が非常に広く、奥深い内容。
こんな映画をベスト?って思う人もいるかもしれませんが、映画体験とは非常にパーソナルなものだと思いますし、幼少の時に衝撃を受けた映画はまさにその人にとってのトラウマとして大切な映画になると思ってます。
映画がこの世に生まれたばかりの頃、恐怖映画がたくさん作られました。凶悪殺人鬼や精神異常の人を映画の題材にして、それをスクリーンで多くの人にみせることこそが映画の始まりにあり、エンターテイメントだったわけで、『死霊のはらわた2』は映画の歴史を踏まえればまさに王道ともいえる恐怖をもろに体験できる素晴らしい映画です。
しかも、80年代中盤はレンタルビデオが一気に世に広まって、レンタルビデオで海外のホラーをたくさん観ることができるようになった時代。ホラーに勢いがあった時代のなかで多くのファンを獲得して、今じゃあ連続ドラマにもなるくらいの人気シリーズとなってます。
そんな楽しい時代の懐かしい思い出と密接に結びついた素晴らしい映画です。わたしにとってですが…
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