「【サモ・ハンキンポーと言えば、コメディ要素を絡ませたカンフームービーのイメージがあるが、今作は日本未公開である所以が分かる作品である。】」少林寺怒りの鉄拳 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0【サモ・ハンキンポーと言えば、コメディ要素を絡ませたカンフームービーのイメージがあるが、今作は日本未公開である所以が分かる作品である。】

2022年8月17日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

興奮

難しい

■父を殺した悪徳役人たちを撃退した少林寺の僧、三徳和尚の強さを目にしたことで少林寺での修行に燃える春米六(サモ・ハンキンポー)。
 その後、仕返しの旅に出た春米六は、性懲りもなく残虐な行為を繰り返す役人たちに怒りを高まらせ、和尚と共にヤツらのアジトに乗り込むのだった。

◆感想

・カンフー映画としては、一定レベルを見たしてはいるが、女にの対するレイプや過剰なバイオレンスシーンの連打が衝撃的な作品。
 ー というか、この作品が香港で上映された事に驚く。当然、日本では未公開である。-

<本作で初の監督のみならず、脚本、武術指導、主演も務めたサモ・ハン・キンポーであるが、彼はこの作品の失敗から多くを学んのではないか。
 彼はこの翌年、初期の代表作「燃えよデブゴン」を撮り、名を響かせることになるのだった事を考えてみても・・。>

NOBU