県庁の星のレビュー・感想・評価
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ベタだけど、元気になれます
前向きに、元気になれる作品です。
エリート君が挫折して新しい価値観を学んでって、とってもベタですが、主演二人が意外に良いバランスです。
「ケンチョーさん」、実は誠実で優秀で、見ているうちにすっかり好きになっちゃいました。
柴咲コウ演じる二宮さんは、とってもキュートで素敵です。
落ち目のスーパーの再生は成功するのか。小さなエピソードを積み上げ、ワクワクさせる見せ方はさすがです。
いつもながら、織田くん、熱いです。
青島は県庁職員に転職していました(苦笑)。一流大学卒、書類第一、上意下達、公務員の鏡の様なエリート県庁職員野村聡を演じるのは、先に記したように織田裕二。その織田裕二が民間交流人事プロジェクトで派遣された先の食品スーパーのパート従業員二宮あきが柴咲コウ。予想通り初めから衝突しあう二人ですが、野村の挫折、スーパー閉鎖の危機を経て、二人はスーパーに改革をもたらします。そして、県庁に戻った野村は県庁にも改革を引き起こそうと動き始めますが・・・。
うーん、結末が「えっ?」と言う感じですが、アレはアレでよかったのかな。あれまでハッピーエンドになってしまったら、あまりにも漫画的ですからね。でも、野村はあの後県庁でどうなっていくんでしょうね?
民間を知らない県庁職員が主人公と言うことで、民間企業に赴任した当初はいろいろと問題を引き起こす訳ですが、ちょっと誇張気味かなぁ。でも、多少の誇張はあるにしても、あんな感じであることは否定できないかもしれないですね。世の中の感覚と、公務員のズレは感じますからね。なんか、もっと市民の行政・政治への参加意識を高めるメッセージと言うものを感じたのは私だけでしょうか?
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