「侍として真っ当に生きる辛さ」隠し剣 鬼の爪 重さんの映画レビュー(感想・評価)
侍として真っ当に生きる辛さ
永瀬正敏扮する片桐宗蔵の父親は詰め腹を切らされているので宗蔵も大して出世は出来なかった。松たか子扮するお手伝いのきえが伊勢屋へ嫁いで行ったら家も寂しくなってしまった。3年後、宗蔵は偶然きえと再会した。きえは、若干痩せた様子であり涙を見せた。その後、きえは流産して病で2カ月も寝込んでいると言うので宗蔵は見舞いに出かけ、余りにひどい環境だったので連れて帰った。一方、昔の仲間である小澤征悦扮する使い手狭間弥市郎が牢を破り挑戦状を寄こしたので宗蔵に狭間を斬る様藩命が下った。果たして宗蔵は友を斬れるのか? 最後に緒形拳扮する家老が登場。侍として真っ正直に生きる事の難しさ、辛さが現れていたね。
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