「せっかくシネモンドさんで上映されたのに行けなかった・・・ので、過去のメモから」少女ムシェット kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
せっかくシネモンドさんで上映されたのに行けなかった・・・ので、過去のメモから
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貧乏と、病床にある母。学校でも笑顔ひとつ見せないムシェット。イジメられっ子かと思っていたら、結構反発精神を持ち合わせる女の子。下校時には土手で待ち伏せして同級生に泥を投げたりするのだ。森で未知に迷い、密猟者アルセーヌと出会う。彼が仕掛けた罠にマチューという男がかかり怪我をするが、酒を飲んだため殺してしまったのではないかと心配になる。誰にも言うなよ!と、ムシェットに約束させるが、結局彼女はレイプされてしまう・・・
一晩を小屋で明かして家に帰ったムシェット。数時間後に最愛の母親が死んでしまう。近所の誰もがムシェットを憐れんでいたが、あばずれ女のように蔑む目で見る婦人もいた。そして死んだと思っていたマチューが生きていて、その妻がアルセーヌと何かあったことを見抜く。「私はアルセーヌの愛人よ」と開き直るムシェット。
ウサギ狩りをするシーン。自分も狩られるウサギと同じだと思ったのであろうか、ウサギのように転がり沼に落ちるラスト。色んな暗喩が含まれているようでもあり、実は直喩だったりもする。
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