ジュラシック・パークIIIのレビュー・感想・評価
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好きなんだけど、シリーズの中では最下位
ワールドの方も入れると現在5作あるジュラシックパークシリーズだが、残念ながら今作がワーストだ。
伝説的過ぎる前二作と比べると、どうしても見劣りしてしまう。
ただ、別につまらないわけではなく、面白いけど、順位をつけたら間違いなく最下位だというだけ。
その原因の1つはスピノサウルス。
おれたちファンは、少なくともおれにとっては、ジュラシックパークの主人公はティラノサウルスなのよ。それは揺るがないわけ。だからこそ、ジュラシックワールドの終盤での彼の扱いにおれは感動の涙を流したわけよ。
ティラノサウルスが、他の恐竜にやられるところなんて見たくないの。
それを超える脅威とかいらないのよ。
ロゴが変わってる演出も粋だけど、やっぱりティラノサウルスに活躍してほしかった。
そしてもう一つ。こっちはさらに個人的な意見なんだが、ヴェロキラプトルをラプトルと呼んでほしくないの。
正式名称がどっちなのかとか関係ない。
前二作を見てる者からすると、ヴェロキラプトルはヴェロキラプトルで、その語感がそのまま頭に入ってるわけ。禍々しいような名称も気に入ってたのに。
初めてみたときは、ラプトルとヴェロキラプトルが頭の中で一致しなかったぐらい。
シリーズにおいては、こいつが第二の主人公なんだよ。
むしろ、最近ではこっちこそ主人公の扱いされてるよね。
それぐらい想いのある恐竜の呼び方が変わったことが気に食わないんだよなあ。
ただ、シリーズで初めてプテラノドンが出てきたことは面白いし、携帯電話が腹の中から鳴る演出なんかは凄い気に入ってる。
あのメロディは頭に残ってる。
惜しいんだよな。
スピノサウルスとの最後の決戦も、あんまり盛り上がりに欠けた気がするし。
ということで、久しぶりに金曜ロードショーで見た本作だったが、やっぱりシリーズ最下位の評価は妥当だと改めて確認することになったとさ。
さて、あと1ヶ月ちょいでワールドの方の完結編が公開する。
孤島に閉じ込められてた恐竜たちが、我々人間の社会に入り込んでしまった。
世界は大混乱。
ドタバタするのは目に見えてるが、果たしてこれをどう決着するのかが楽しみだ。
恐竜を全て駆逐することは不可能なわけだから、共存するしかないのかな。でも、それだと人間生きていけなくね?
それとも、軍隊が総出で皆殺しにする決断で終わるのか。
うーん、楽しみだ。
天文学者と宇宙飛行士
グラント博士とエリーが参加。数学者マルコム(ジェフ・ゴールドグラム)は出てこないが、会話の中にしっかり出てくる。しばらくしてからリメイクするときには同窓会的要素がないと楽しめないものだが、そこだけはしっかりしていた。『ロストワールド』は無駄に時間が長かったけど、今作はかなり軽快に観られるくらいの時間配分だ(あっけないくらいかも・・・)。
今回もラプトルが中心でティラノザウルスとワニ顔のようなスピノサウルスが登場。手が短いのに相手の首を折るという必殺技にはゾッとさせられました。前作にも冒頭で登場したちっこい恐竜コンプソグナトゥスなど、バラエティに富んでいた印象が残ります。
子ども嫌いも克服し、帽子を被ったアラン(サム・ニール)はどことなくインディー・ジョーンズにも思えたし、車が崖から落ちそうになるところは既視感もたっぷり。ハラハラさせてくれたのはポール(メイシー)の元妻アマンダ(ティア・レオーニ)。やっぱり専門家の言うことを聞かないとね!
【2001年8月映画館にて】
【2021年。今観るから変に期待せず観れて良作に感じる】
・2001年公開のアメリカのSF映画。
・映画[ジュラシック・パーク]の3作目で8年後。映画[ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク]の続編でそれから4年後。イスラ・ソルナ島付近でパラグライダー体験をしていた子供が恐竜に襲われて島に落ちてしまう。4か月後、それを助けるために子供の父母がグラント博士(シリーズ1作目の主人公)を騙してガイド役として島に連れていき、そこで子供を見つけて逃げ出さなければ!という大枠ストーリー。
[お薦めのポイント]
・シリーズ3作目、8年越しで映像クオリティがかなりアップ
・スピルバーグ監督の手を離れたのにテーマは「原点回帰」
・シンプルな物語
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[物語]
・島に落ちた子供を救う、というシンプルな物語のため、観やすさ共感・理解のし易さがあります。小難しいことを考えずに、「主人公たちは早く危険なパークから脱出しなければ!」という趣旨で終始ハラハラドキドキを感じることができます。
・島に落ちた子供「エリック」が、1人で4か月も島で過ごす中で強くなっているところも好きですね。
[演出]
・今回は、終盤の恐竜とのやり取りよりも、プテラノドンの鳥かごの中でのシーンが一番の見どころのように感じました。映画[ミスト]とか映画[クワイエットプレイス]のような恐怖のあおり方がとても好きです。
[映像]
・俯瞰で自然な恐竜たちの生態を魅せるシーン、ヘリで島を飛び交うシーン。1作目から8年という歳月をかけてクオリティがかなり上がっており、これはおうちTVで観ても興奮ものです。
[音楽]
・いうことなしの安定のBGM。使いどころもばっちり。
[演技・配役]
・2作目では登場しなかった1作目の主人公グラント博士を、このタイミングで、同じキャスティングで起用してくれたのはしびれました。
[全体]
・単純明快な物語の中に、「人間が神の真似事をすることへの批判」がささやかに見え隠れするところが素敵でした。シリーズを立て続けに観ていたので、どの映画でどの発言してたっけ…となりがちですが。笑 1作目のマルコム博士の「自然界へのレイプだ」というセリフがずっと頭に残っていて、それを根底として様々なシーン・行動が頭に入ってくるので「愚かな人間の行為」という認識が常にできます。にもかかわらず、「愚かな行為」をする人間は大体無邪気な子供。この憎めない人物設定がまた面白さを引き立ててくれているのかもしれませんね。今回のエリックの父「ポール」さんもグラント博士を騙して島に連れて行った「犯人」であるにも関わらず、いい人故の不器用さがしっかりと伝わってきて良い印象で締めくくられます。
・ジュラシックパークシリーズは、一貫して超悪者を出さない。でも大きなハプニングは怒る。この辺がディズニーっぽさがあって魅力を感じる部分です。中でも本作「Ⅲ」は、パークが出来上がった経緯などの下地は既に出来上がっている上で、救出劇、というシンプルな物語で遊ばせることができたので、アトラクション映画としての観やすさがありました。もちろん、4年越しの新作としては設定にちょっと物足りなさは感じます。が、既に続編の「ジュラシック・ワールド」が封切られている今、中間作品として観る分には申し分ない作品かと思います。ありがとうございました。
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好きなジャンル
ラプトルとプテラノドンが魅力的
この類の映画に付けるケチではないのかもしれないですが…幼い少年が恐...
なにげに好きな3作目
恐竜に追われる
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