「変わらず恐竜愛溢れる」ジュラシック・パークIII 近大さんの映画レビュー(感想・評価)
変わらず恐竜愛溢れる
大ヒットシリーズ第3弾。
監督がスピルバーグからジョー・ジョンストンにバトンタッチ。
作品雰囲気も変わった。
良くも悪くも“科学の傲慢”と“自然の脅威”をテーマにしていた前2作に比べ、単刀直入なサバイバル・アドベンチャーに。
時間も短くなり、少々スケールダウンし、ちょっとB級タッチ漂うが、余計な描写が無くなった分、非常に見易い娯楽作になった。
見所はティラノサウルスより巨大なスピノサウルスだが、それ以上に遂に登場のプテラノドン。
他の恐竜では到底出来ない空からの襲撃はプテラノドンだけの醍醐味。
ラスト、プテラノドンが島を飛び立っていくシーンや、グラント博士とエリック少年がブラキオザウルスの群れに感動するシーンは、このシリーズの変わらずの恐竜愛を感じた。
第4弾の企画も始まったそうで、やっぱり楽しみ。
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