ジョニー・イングリッシュのレビュー・感想・評価
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スラップスティックの度合いが『ミスタービーン』から進化している
スラップスティックの度合いが『ミスタービーン』から進化していると思う。旧国営放送が放映していたのだから、あたり前だが、それでも『ミスタービーン』はタブーを抑えている。
『UK』を『日本』に置き換えて考えたら、この映画は実に奇妙な話になる。第三者として、単純に笑える日本人で良かったと感じた。
上映された2003年は、既に20年前だが、大きく違うところがある。この頃イギリスはEUに入りたくても入れない時期で、現在はEU出られて良かった事になっている。その間、日本は経済が落ち込んだだけで、相変わらず西側として、外れの極東に位置している。その立場は、第二次世界大戦後80年年経過したのに、相変わらず空気が読めないポジティブな立場を維持している。それに特別な問題視をしたくないが。果たしていつまでそれがいつまで続けられるのか?それが気になる。自分の事を考えれば、日本社会から葬られるまで、まだ九年ある。それまで幸せに精一杯生きよう!すべて自分の為に。と言う事だ。
追記 この話の核心は寓話だが、世界史を遡ると一概にあり得ない話ではないようだ。勿論、すれすれのタブーだが。
Johnny English
気軽に観れておばかさについ、惹かれてしまう。
どうしてもMr.Beanのイメージを引きずっているんだけど、それがいい具合に生きてる。
愛すべき男、ジョニーイングリッシュの英国コメディ。
家族で観ても楽しめる作品。
あらずじmemo
イギリスの諜報機関MI7に所属するドジな諜報員ジョニー・イングリッシュ。映画冒頭から彼のミスで他の諜報員が死んでしまい、残るは彼だけになってしまう。やむなく上司のペガサスは彼とその部下ボフに、展示会でイギリス王室の王冠を守る任務に就かせる。しかし、やはりドジなジョニーは王冠を盗まれてしまう。犯人を追うも失敗。
この陰謀の首謀者は、イギリス王室と遠い血縁関係にあるフランス人実業家のパスカル・ソパージュであった。刑務所ビジネスで名を上げた彼は自分がイギリス国王になり、国を乗っ取り国中を自社の刑務所にし利益を得る陰謀を企てたのである。彼はニセの戴冠式をして国王になるべく、王冠を盗んでいたのだ。パスカルが怪しいとにらみ、アジトのビルに忍びこんだジョニーらは陰謀に気付き、同じくパスカルを追うインターポールのローナと出会う。パスカルの本国フランスへ乗り込み、陰謀を阻止しようとしたジョニーとローナだったがやはり間抜けなミスでパスカルに捕まってしまい牢屋の中へ。
その間にもニセ戴冠式の準備は進む。からくも牢屋から抜け出したジョニー達はニセ戴冠式の会場へ。ジョニー達は、戴冠する寸前に王冠を取り戻し、パスカルの陰謀を公にし、無事に祖国イギリスを守り抜く。
人知れず女を愛し、孤独を愛す男
英国に登場した
まったく新しいヒーロー
ジョニー・イングリッシュ。
彼を
演じるのはご存知『Mr.ビーン』シリーズでお馴染みの
ローワン・アトキンソンだ。
本作は
007のパロディ(コメディ)映画だ。
だが
007シリーズを知っていても知らなくても
大いに笑えるであろう。
洋画コメディと聞くと、やや下品なイメージがあるが
ご安心を
下ネタ以外でも笑わせてくれるのは
脚本とローワン・アトキンソンのおかげだ。
もちろん
やや下ネタはあるものの
アメリカの映画程じゃなく
まだ
笑って流せる程度だ
意外にも(意外にもww)
ストーリーがしっかりしていて
ただのパロディ映画というわけではなく
ちゃんと
一つの映画として成り立っていたのに驚かされた。
さらに
キャラクターが素晴らしい。
ローワン・アトキンソンはどうしても
Mr.ビーンという印象が強いが
このジョニー・イングリッシュは
Mr.ビーンの雰囲気を一切感じさせない。
それは
ローワン・アトキンソンの演技力がスゴいからだろう。
007同じく
音楽も素晴らしい
特に主題歌(オープニング)がなかなかイカした曲だ
また、随所に流れるBGMもなかなかのものだ。
個人的に
ローワン・アトキンソンが好きだから
養護してしまう部分もあるが
本作『ジョニー・イングリッシュ』は
とっても面白く
前向きにさせてくれるイイ映画だと思う
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