「ケイトさんは歌がうまい。キャメロンさん気付いていれば♥」アイリス マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
ケイトさんは歌がうまい。キャメロンさん気付いていれば♥
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『教育は自由も幸せも与えません。自由でも幸せにはなれません。教育も同じ事。教育は手段です。幸せになる為の手段です。そして、精神の自由こそ何よりも大切な宝なのです』
『精神の自由』とは彼女が晩年に迎える困難な事なのかなぁ?
いずれにしても、彼女はアルツハイマーに患い、徐々に自分を失って行くのだと思う。しかし、初頭に上げた『精神の自由』と言う言葉が僕は共感する。
僕は脱亜入欧でありたい事もあるので、この実存主義的言い逃れが好きである。つまり、アルツハイマーは実存主義で言えば、自分を無くす事だから、存在価値がない。しかし、それを『精神の自由』と置き換える。それが今や西洋人の本流になるのだと思う。
壊れていく老人を実に哀れに思い、中途半端に話を作ってしまう。まさか、この映画の様に『精神の自由』と言い換えまい。さて、
尊厳死と言う考えもやはり実存主義があって、この女性と反対の考えなのだと思う。どちらが正しいかは別問題。だがしかし、どちらも哀れに思ってもらいたいとは思っていない。
尊厳を持って生きるか死ぬかなのだ。日本人はそこを理解しよう。
まぁ、爺ちゃん大変だろうが、また、直ぐに会えるんじゃない。
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