「眠くなる」インソムニア kossykossyさんの映画レビュー(感想・評価)
眠くなる
アラスカの小さな町と自然が絡み合ったいい絵だ。観ている者までもイライラさせてしまう眠れないアル・パチーノの演技力はたいしたものだし、犯人役のロビン・ウィリアムズも意外な演技で面白かった。しかし、内務調査の警官との対決といった伏線は中途半端である。これはカットしてもよさそうな内容だと思う。
相棒を殺してしまった自責の念と善と悪との葛藤。個人的にはパチーノの善の心に感情移入したのであるが、結局善は負ける・・・というか、完全な悪徳警官になってしまった。これが不快にさせてくれて、感情的に評価が下がってしまいました。しかし、死んだ犬に発砲してまで証拠を捏造しようとする根性、見上げたもんだ。。。
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