「その時代だからできた大スターの共演」インファナル・アフェアIII 終極無間 imaxmaxさんの映画レビュー(感想・評価)
その時代だからできた大スターの共演
今作はアンディ・ラウ演じるのラウがメインでレオン・ライ演じるヨンがどう絡んでくるのか?香港ノワール色は減り、 登場人物はスッキリして分かりやすいが、過去を解き明かす為、現在と過去を行ったり来たり。そしてラウが幻想を見るようになってますますカオスとなる。
ヤンのシーンだから過去なのか?それがラウの幻想だった。ラウは自分がヤンなのか誰なのか分からなくなってきている。ラウは催眠療法でリーに正体を言ってしまう。
自殺を図り脳に損傷があっても死なない。いや、死ねない。そして幻想を見続けてしまう事となる。本当の恐怖は死ぬことではない。死ねずに永遠に地獄を彷徨い続ける事。
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今作はケリー・チャンの出演シーンが多くて良かった。2000年前後は香港音楽をすごく聞いていた。当時ネット情報も殆ど無く、輸入CDショップと自らの勘で購入していた。ケリーも大好きだったひとり。
持論では、この映画の2003年頃が香港映画・音楽の終焉近く。そして韓国映画・音楽に変わっていった。(まだK-POPなんて言葉無かったよね)
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