劇場公開日 2006年12月1日

武士の一分(いちぶん)のレビュー・感想・評価

全46件中、1~20件目を表示

4.0朴訥。

2024年1月4日
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鑑賞方法:VOD
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すっかん

4.5藤沢周平の情景の見える文章に山田洋次の人間世界が加わった良作

2024年8月6日
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生きた人間のいる原作の文章たち。
素朴に生きる人の深さを感じる映画。

藤沢 x 山田の作品は3本 。それぞれの主演は、、、
「たそがれ清兵衛」→真田広之+宮沢りえ
「隠し剣 鬼の爪」→永瀬正敏+松たか子
「武士の一分」→木村拓哉+壇れい
、、、である。

家族を守り、自分を守る最後の秘剣を持つ武士の姿

これらの武士達は才能豊かな人間ではなく、藩に支え、ごくごく平凡に生き死んでいく予定の人物達だ。前2作に比べ、この「武士の一分」は華やかさのある作品だと思う。それは内容ではなく、主演の木村拓哉にある。彼の存在、立ち振る舞いは、映像の中の空気を掻き乱し整理する天性の雰囲気を持っている。これはこれで素晴らしいが、作品の中では人物の芯が体と心の中心を通っていないという、若干のブレと弱さが見えてしまう。これは彼から武士を感じたかどうかで判断できる。ここは何十回の鑑賞、何十年経っても気になる部分である。しかし、この主人の元、時に静かに、時にかき乱し、観客の心をさらって行った徳平役の笹野高史氏の演技の形は心に残るものがあった。

物語の最後、エンドロールのシーンは山田監督の「息子」と同じ形で、
あの向こうにいる、人の息づく姿を想像するのはなんともいえない。

いい映画です。

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星組

4.0山田洋次×藤沢周平‼️

2024年6月3日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

幸せ

山田洋次監督、藤沢周平原作による時代劇三部作の三本目‼️藩主の毒味役を務める主人公は赤貝の毒に当たって失明。生活は困窮、助け舟を出した上役が妻を手篭めにしたことを知った主人公は決闘を挑む・・・‼️「たそがれ清兵衛」「隠し剣 鬼の爪」に勝るとも劣らない山田監督の素晴らしい演出、健気な妻役・檀れいさんによる美しき夫婦愛、笹野高史さんの存在感、殺気あふれる決闘シーンなど、ホントに見事な作品‼️ただ「たそがれ清兵衛」の真田広之さん、「隠し剣 鬼の爪」で実際に髪を剃って、髷まで結った永瀬正敏さんに続く主演俳優がちょっと。現代劇のテレビドラマのような演技で、とても武士の哀れさを表現出来てないし、妻役の檀れいさんと並ぶと、夫婦というよりは姉と弟にしか見えない‼️このキャスティングは大人の事情が絡んでるんでしょうね‼️そして「たそがれ清兵衛」「隠し剣 鬼の爪」では、主人公たちは藩命により尊敬する人物、または友人との望まぬ決闘を強要されたところに武士の悲哀や武家社会の矛盾を感じられたのですが、今作では主人公は妻のために自ら望んで決闘に赴くため、武士の悲哀、武家社会の矛盾という点では希薄な印象があります‼️それでも名作なんですけどね‼️

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活動写真愛好家

3.0セットがちょっと安っぽく感じた。

2024年5月6日
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きゃな

5.0穏やかで謙虚で礼儀正しい盲目の武士の復讐劇

2024年4月5日
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鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

興奮

江戸時代の生活の真実を想像して描く山田洋次監督、藤沢周平の小説の映像化の連作第一作『たそがれ清兵衛』(親子の物語)、第二作『隠し剣 鬼の爪』(友情の物語)に続く今作は、盲目の武士・三村新之丞(木村拓哉)と妻・加世(檀れい)の夫婦の物語。

妻に裏切られ、姦通の相手の男に復讐するという、きつい小説を山田洋次監督が優しい映画にしてくれた。
夫婦の世話をする中間(召使い)の徳平(笹野高史)の存在もとても良かった。
新婚夫婦らしく新しめの木造住宅もとても良かった。
城での勤務について丁寧に描かれていたし、ロケ地も新鮮な場所があって良かった。
方言が聞き取りにくいので字幕付きで視聴。

人間は見えるとどうしても騙される。
心眼を持った主人公がカッコ良くて優しくて感動した。

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Don-chan

3.0❇️ワイも妻にお茶っつ!とか言うてみたいもんやわ。大義であった。😆

2024年1月30日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

幸せ

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シネマを喰らう

3.0見た。

2023年12月31日
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プライア

5.0武士の風上にも置けない

2023年6月14日
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風下なら大丈夫

俺が唯一、木村拓哉を認めた作品。

(厳密に言えば男のアイドルはジェらってもうてあんま見たないねんせやさかい殆ど木村拓哉のドラマとか見てないんよな、ほんで唯一かどうかは分からんわ)

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ミスター

4.0木村拓哉の演技には、期待を大きく外された。

2022年11月13日
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鑑賞方法:DVD/BD
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Kazu Ann

4.0テーマは復讐か、絆か。

2022年9月5日
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K'

2.5シンプルかつシンプル

2022年7月3日
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鑑賞方法:VOD

物語の構造があまりにもシンプルで、かつ見せ方もシンプルなので、ちょっと退屈でした。
1つのシーンが始まって「こうなる展開だろうな」と思ってたら本当にそうなることだらけ。

どの役者も演技は物凄かったので、もったいないです。

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ジンクス

4.5キムタクはもっと時代劇に出るべき。

2022年6月30日
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木村拓哉の出演作品で一番好きです。
いつもの木村らしい演技が封印されており、演技が自然で素晴らしかった。
そして木村拓哉の殺陣が素晴らしい。
元剣道部だけあって容赦ない殺陣が良かった。
何故、もっと時代劇に出ないのかが不思議すぎる。
日本映画史に残る素晴らしい作品です。

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FUNAO

4.0【”必死、即ち生きる剣なり” この作品には、確かな下級武士たる漢の生き様と、強い絆で結ばれた夫婦の姿が描かれている。】

2022年6月25日
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鑑賞方法:DVD/BD、VOD

悲しい

知的

幸せ

ー 一時期、この映画サイトで木村拓哉さんの演技を酷評するレビューが幾つか挙げられた時期がある。木村さんの所属していたグループの解散騒動の頃だったと記憶する。
  私は、そのグループには全く興味が無かったが、この方が主演していた映画は観ていた。
  今作のイメージが有ったのかもしれないが、映画の感想は世間の雑念とは切り離したいモノだと思った記憶がある。
  但し、今作の木村さんの演技は、私が観た中でもベストであるとは思う。-

◆感想<Caution! 内容に触れています。>
 - 内容は巷間に流布しているので、簡潔に記す。-

・お毒見役を命じられた剣の達人、三村新之丞(木村拓哉)が、”ツマラナイ仕事だ・・。”と不満を妻加世(檀れい:不老の方である・・。)に不満を漏らすシーン。
 - 加世が、夫の事を総て見通している事が分かるシーンでもある。-

・そんな、三村が赤ツブ貝の、毒に当たり視力を失っていくシーン。
 - 毒見係の主たる侍(小林稔侍)は切腹する。それまで、太平の世で、お毒見役など無意味な存在と思っていたので、少し驚いた。”目黒のサンマ”の落語が好きだったので・・。ー

・石高、僅か30石の三村家の存続が危ぶまれた時に、下された処置。それは30石を減ずることなく養生しろという、沙汰であった。
 - 驚き、且つ喜ぶ三村と関係する人々。だが、加世のみが憂いを隠せない。眼が視えずとも、妻に異変に気付いた三村が、中元徳平(笹野高史)に調べさせた事。それは、加世が家のために、藩頭であった島田(坂東三津五郎:良く、あの役を受けたなあ・・。)に身を任せていたという事実であった。
 即刻、加世を離縁する三村。涙ながらに従う加世。-

・更に、三村は島田が、自分の家の存続を考えた上での妻への行為ではなく、単に幼き頃から加世の美しさに惹かれていた島田の自分の欲望だったと知った時に、彼の怒りは静に沸騰する。

・三村は且つての師匠木部(緒方拳)に、稽古を付けてもらい、”必死、即ち生きる剣なり”という言葉を賜る。
 - 盲目になった三村を演じる木村さんの「セント・オブ・ウーマン」で盲目の中尉を演じたアル・パチーノのように、全く瞳を動かさない演技に瞠目する。-

・三村と、島田の真剣での決闘シーン。島田は三村を攪乱させようと、あばら家の屋根に上り、鞘を放り投げ切りつけるが、察した三村の剣に腕を深く傷つけられる。
 - 島田の奢りと、三村の決死の思いの違いが出たシーンである。

<ラスト、家に帰った三村は徳平が連れて来た女中の作った食事を食する。直ぐに誰が作った食事か気付く三村。女中を呼び優しき声で語り掛ける三村。”この煮物の味は、お前にしか出せぬ。”
 夫婦の固き絆が、再び取り戻されるシーンである。佳き、時代劇であると思う。>

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NOBU

4.0ラストがとにかく泣ける。

2022年6月11日
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鑑賞方法:VOD

泣ける

山田洋次監督と藤沢周平先生の原作は相性抜群ですね。この作品もとても良かったです。
ラストシーンは、とにかく泣けました。
檀れいさんが美しかったし、木村拓哉さんもいつもと違う難しい役柄でしたが頑張ってましたね。

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光陽

4.0とてもよかった

2022年4月8日
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吉泉知彦

3.0メリハリがもっと欲しい

2022年3月19日
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鑑賞方法:TV地上波

ストーリーはシンプルだが、時間配分が物足りない

目が見えなくなる前に武士らしさがあまり無いので、目が見えなくなってから武士の一分だと言われても、取ってつけた感がある
演技は意外と良いと思う

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Daiki Sugiyama

5.0第30回日本アカデミー賞

2022年2月28日
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鑑賞方法:DVD/BD、TV地上波

さすが若き天才木村拓哉(ジャニーズ事務所の経営方針により日本アカデミー賞主演男優賞とブルーリボン賞主演男優賞のノミネートを辞退)。年寄り向けの時代劇を若者でも楽しめるエンタテイメントに仕上げた。出来れば特技の剣道(子供の頃に八光印ブランドで有名な武道具専門店八光堂の道場で剣道の修行に明け暮れた/学校の部活は未経験)を活かした剣術を披露してほしかった(忠臣蔵1/47で堀部安兵衛を演じた時は水を得た魚のよう)。

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HILO

3.5映画としては面白いがラストが腑に落ちない

2022年2月23日
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3.0途中からしか見てない

2021年11月28日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

途中からしか見てない

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ちくたま

2.5「たそがれ清兵衛」「隠し剣 鬼の爪」と並ぶ三部作の一つだが、

2021年11月26日
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くそさいと