劇場公開日 2006年9月26日

「富司純子の演技がとにかく素晴らしい」フラガール 野川新栄さんの映画レビュー(感想・評価)

5.0富司純子の演技がとにかく素晴らしい

2020年7月25日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

笑える

楽しい

2001年から2010年の邦画ベスト5(あくまで個人の感想)
2006年の作品
公開当時地元の映画館で観ました
DVDやテレビ放送で何度も観ました
最高です
まだ観ていない人は必ず観ましょう

笑えて泣ける最高傑作娯楽作品

蒼井優の代表作
徳永えりの出世作
蒼井優当時二十歳くらい
徳永えり当時18歳くらい
若い!眩しい!

原作なしの完全オリジナルだから揉める事なし

主演は蒼井優と思い込んでいたが松雪泰子
『プリティーリーグ』のトム・ハンクスみたいなものか
蒼井優がジーナ・デービスでしずちゃんはマドンナか

池津祥子がいい味出している
なぜしずちゃん!?と当時は思ったけどこれはこれであり

早苗が父ちゃんにボコボコにされそれに怒った先生が風呂屋に殴り込むシーンが印象的

夜の駅のシーンも良かったなあ

この作品で一番いいのは富士純子
ハワイアンセンター反対派だった母ちゃんが娘のフラダンスに取り組む姿勢に絆されリアカーを引っ張ってストーブを集める姿
そして裏切り者かのように責める反対派の男たちに訴える母ちゃんに大感動
「木枯しくれーであの子たちの夢壊したくねー」「ストーブ貸してくんちぇー」
何度観ても涙が溢れる

クライマックスも最高
ハワイアンセンターでフラダンスチームがフラダンスを披露する姿が素晴らしい
踊っているときの表情そして最後の涙涙の達成感
観てるこっちまで元気をわけてもらったような体に良い影響を与えてくれる映画それが『フラガール』

この作品を観て星一つ二つの人がいるとしたら人間性を疑う
シネカノンが朝鮮系だからって毛嫌いする嫌韓厨かなにかとしか思えない

あといわき人たち語尾に「くんちぇ」つけないでしょ
当時は「くんちぇ」だったのかな
松山の「ぞなもし」みたいなものか

野川新栄