「すべての人の思いが一つに」半落ち momimomiwankoさんの映画レビュー(感想・評価)
すべての人の思いが一つに
先日、監督であった佐々部さんが若くして亡くなりました。でもこの方が、この映画の監督であったのを知ったのはその後でした。
以前にも観た映画なのですが、弁護士や親族のみでなく、検察官や刑事、裁判官やドナー提供された若者迄も、皆が被告人の意思を汲み取り、その職や立場にあって最善と思える方法を取る。これは正直、子供の頃から合理的な考えを植え込まれた国民には理解できないだろうと思いました。
日本人で良かったと思える映画ではありますが、「魂が失われれば人でなくなる」と言う言葉を自分勝手に解釈した結果が、19人殺害の植松のような人間を生んでしまっているのか、とも考え複雑な思いで今回は観ました。
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