シテール島への船出
劇場公開日:1986年2月8日
解説
ひとりの映画監督が父の映画を撮ることになるが、父役がなかなか決まらない。そこへひとりの花売り老人が通りかかり、思わず後を追う監督。「エゴイメ(私だよ)」、劇中映画と父の人生が交錯していく……。家族を捨ててソ連へ亡命した父が年老いた姿で帰ってきた。かつての同志たちからも政府からも拒絶されて雨の桟橋にひとり打ち捨てられる老父。歩み寄る妻を一緒に乗せて小さな桟橋は暗い海をどこまでも流れて行くのだった。政治への望みを失った時代を語ったアンゲロプロス監督の叙情傑作。
1983年製作/140分/ギリシャ
原題または英題:TAXIDI STA KITHIRA
配給:フランス映画社
劇場公開日:1986年2月8日
スタッフ・キャスト
- 監督
- テオ・アンゲロプロス
- 製作
- テオ・アンゲロプロス
- ヨルゴス・パパリオス
- 撮影
- ヨルゴス・アルバニティス
- 音楽
- エレニ・カラインドルー
- 美術
- ミケス・カラピペリス
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ドーラ・ボラナキ
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アキス・カレグリス
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タソス・サリディス
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ジュリオ・ブロージ
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デスピナ・ゲルラヌー
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ヨルゴス・ネゾス
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アシノドロス・プルーサリス
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ミハリス・ヤナトス
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マリー・クロノプルー
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マノス・カトラキス
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ディオニシス・パパヤノプロス
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バシリス・ツァグ
受賞歴
第37回 カンヌ国際映画祭(1984年)
受賞
コンペティション部門 | |
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国際映画批評家連盟(FIPRESCI)賞 | テオ・アンゲロプロス |
オリジナル脚本賞 | テオ・アンゲロプロス トニーノ・グエッラ タナシス・バルティノス |
出品
コンペティション部門 | |
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出品作品 | テオ・アンゲロプロス |