失楽園のレビュー・感想・評価
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愛すること愛されること
久しぶりに観ました
当時はブームになった失楽園
20年経った今も不倫ブーム⁈
当時は独身、旦那になる人と付き合っていました
今は既婚3人の子持ち。
結婚をしたら旦那以外の人を好きになってはならない事はさみしいですが、育児に追われる日々、まず相手がいなーいので、うらやましい。健康でないとできないなと、いち主婦の感想。私は死を選ぶことはしません。
暗いけど幸せなんだね...ふたりは
個人的な倫理観直感感覚で言うと所謂不倫はあんまり理解できない。 だけど不倫は恐らく麻薬と一緒で、人に快楽を与えるが故に禁止されているんだろう。 短い人生の中でそれに溺れるかどうかはそれぞれが決めること。当然他人に迷惑をかければ社会的法的制裁は受けることになるけど、当の本人達は社会的に制裁を受けて会社を追放されようが法的に制裁を受けて離婚を突きつけられ慰謝料養育費を請求されようが関係ない。それらの制裁を受けることの苦しみよりも愛する人と一緒にいることの快楽の方が大きいから。 短い人生の中で大切なことは何か。 愛とは何か。 絶対的な善、絶対的な悪はあるか。 みたいなことを考えた。 男の方の下心、デリカシーのなさ、人の気持ちのわからなさ、鈍さ、空気の読めなさ、堕落さ と 女の方の下心、強かさ、バカさ、依存心 みたいなモノが見えた。 共依存の恋愛関係の成れの果てを芸術的に描いた作品だと思った。
体当たり演技だけで評価されている
よくない言葉ですが、他のレビューでも見た「サル」という言葉がぴったり当てはまる映画で残念。 わざとなのか、淡々と進むストーリーでねちっこさがありません。 こういう題材だと、女性なら主人公や不倫相手の奥さんに感情移入するものですが、まったくならず、この時点で失敗していると思います。 釈が足りないからか、ふたりが付き合うまでの過程がないのも原因だと思います。 男の仕事環境や女の夫からの態度で、不倫に走ってしまったのだろうけど、そこまで悲惨な状況ではないので、ますますいちゃつきたいだけにしか見えません。 だからこそ淡々と進む、王道的な心情とストーリー展開で、客観的に見たらこうなのかと反面教師になる映画だと思いました。 すべて失ってもふたりで幸せに暮らしていくというという展開はやっぱりないというのもお決まり。 でも、なぜそのラストを選ぶの?追い込まれてないでしょと思います。 美学に仕立てあげてるのが、なんとも腹立たしい。 純愛のように描かれてましたが、これをそう思う人はいるのでしょうか。 制作者の意図は、純愛でしょ、なのか本人たちは純愛と思ってるでしょのどちらなのか分かりません。 主役ふたりの体当たり演技だけが評価されている映画だと思います。
いやあ、映画ってほんとに
ということを言いたいがこの映画ではとてもそれを言いたくならない。 森田芳光ともあろう人が一体どうしたというのだろう。 生前、まるで目の敵のように淀川氏がひどい映画と言っていたのがよくわかる。 エヴォリューション映画ですらない。 見たのは、新宿東宝だったと思う。 本当に大したことのない映画だった。 えっちなシーンだけ期待していたのだけれどそこまでそうでもなく、そのあとに見た石井隆のほうがずっとエロだった。
究極の愛の形、それは…
渡辺淳一のベストセラー小説を森田芳光が映画化した1997年の作品。
大ブーム&大ヒットした。
世間一般は勿論、政界にも“失楽園”という言葉が浸透したっけ。
久し振りに見てもやはり思う。
黒木瞳が色っぽい!
可愛いとか美人とか綺麗とかとちょっと違う、大人のいい女。
久木でなくともクラッとしてしまう。こんな女性とお近付きになりたい、ねんごろになりたいと男性諸子が妄想しても無理はない。
話題になった絡みのシーンは濃厚。
なまめかしいカメラワークや息遣いはドキドキ。
際どい描写もあり、成人指定は納得。
いつぞや地上波で放送したのを覚えているけど、幾分かはカットされたとは言え、よく放送出来たなぁ〜。
絡みのシーンばかり話題になるけど、話もしっかりしている。かなり重たい。
本作以降、似たり寄ったりの作品が幾つか作られたが、なるほど、足下にも及ばない訳だ。
男女の究極の愛の形とは?
結婚が愛の到達点なのか。それを超える愛に出会うのは罪なのか。既婚者の方々にはドキリとするような台詞がある。
共に既婚者ながら、生涯で一度かもしれない愛に出会った二人。激しく求め合う。
求めれば求めるほど、築き上げてきたものや大切なものを失う。
それらを捨ててもさらに激しく求め合う。
ラストの二人の末路は、胸に迫るものがあると同時に、背筋がヒヤリとするほど衝撃的。
この愛の形は、男の夢か、女の憧れか、それとも悲劇か。
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