七年目の浮気のレビュー・感想・評価
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当時29才のマリリン・モンローの磁力
結婚七年目の夏、出版社に勤める主人公は、バカンスに出かける妻と息子と離れてマンハッタンで一人仕事。帰宅後は真面目に過ごすと妻と約束したのに、上階にやってきたとびきり可愛くてピチピチした女優志望の女の子と知り合い、中二おじさんの妄想癖が大爆発。次から次へと楽しい想像が続いて、アホらしいやらいじらしいやらで、思わず笑ってしまった。
でも他の男から妻子のことを聞くと急に嫉妬のスイッチが入り、今度はそちらの妄想に苛まれて、自分の妻子への愛を再確認し、若い子との火遊びはキッパリ止めることにする。自分が思うほど妻には大事に思われていないだろうけど、と言う主人公に、自信を持たせてあげるマリリンの言葉とキスが優しくて粋だった。
こんな出来事が起きたら、いいですね〜笑。
話はともかくマリリンは可愛い
マリリン見たさに♡
私にはこの作品の良さが全然わからなかったけれど^^;
自分メモ↓↓↓
全然魅力的じゃない中年の世帯持ちの男の人がモンローの魅力に負けないように悲観的妄想をしながら戦う…
モンローキレイ
地下鉄の通気孔の風でスカートめくれ上がるシーンが足しか映ってなかったんだけどイメージしてたポスターとかパッケージの感じと違うじゃねーか!
ストーリーに関しては主人公の妄想激しすぎでしょ。最後に殴られたトムとか完全に無実なのにかわいそう。モンローはめちゃセクシーでした。タバコ吸ってるシーンとかもセクシーだったな
観客の視点の転換
地下鉄の通風孔の上で、吹き上がる風にめくれ上がるスカートを押さえるマリリン・モンローの姿態があまりにも有名なこの作品。
妻子が休暇で留守をしているニューヨークのビジネスマン。彼が出会うのはグラマーな金髪の美女。生真面目なくせに妄想だけはとどまるところを知らない彼は、彼女との短い恋の物語を現実化させたい欲望に囚われる。
面白いのは、この魅力的な女性のことを、彼が「マリリン・モンローのような」と表現するシーンである。ここにきて観客たちは、この男が、自分の目の前にいる美女がマリリン・モンローであることにも気付かないほど不器用な人間であることを確認することになる。そして同時に、映画は男の妄想の中を覗いてるのではなく、(マリリン・モンローが「マリリン・モンロー」として生きているという意味で)現実を切り取ったものであるという視点の転換が行われる。
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