劇場公開日 1954年4月26日

「これが星五つなのは当たり前」七人の侍 Kenkuさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0 これが星五つなのは当たり前

2025年8月23日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:その他、映画館、TV地上波

泣ける

興奮

ドキドキ

子供の時見て、テレビでオヤジが観てたがつまらないから見なかった。十代後半で観て、よくできた娯楽作品だとは思ったが、何しろ新しいものか旧作でも作風が斬新なのを追い求めていて、評価が定まらず。
羅生門、生きる、白痴、どですかでん、赤ひげとか娯楽作品ではない作品は評価したのですが。本作を凄いと思ったのは30歳以降かな。
登場人物が沢山いますがその心中を理解する範囲が増えるほど、エピソードの意味を感じると共に、評価が修正されました。
菊千代を演じた三船は難しい役だと思います。
浪人が集まって報酬もなく村人を助けるために野武士を撃退するなんてある得ないですが、なんかリアリティーがあります。日本の武士、侍の印象を海外に知らしめた作品です。
もう片方は用心棒の桑畑三十郎ですね。
こんな作品は作ろうと思って作れないと思います。作ったのですね。評価は年齢と共に時には激変します。

Kenku
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