劇場公開日 1954年4月26日

「愛」七人の侍 ミツマメさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0

2016年2月22日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

村を守ってくれる侍を捜し7人が揃う。
村を砦で囲み村人も竹やりの訓練をする。
菊千代が素敵だ。お茶目で野蛮で愛がある。
「百姓ぐらい悪ずれした生き物はねえんだ、百姓ってのはな、けちんぼでずるくて泣き虫で、意地悪で、間抜けで、人殺しだ。
だがなこんなけだもの作りやがったのは一体誰なんだ?」
でもそんな百姓を一番わかって愛していたのも菊千代だ。
野武士に連れ去られた利吉の妻が利吉と会った瞬間火の中に飛び込んで行ったシーンは胸が詰まった。勝四郎と志乃の恋も戦いの場面が多いなか華を添える感じで良かった。

ミツマメ