劇場公開日 1991年7月13日

「ほんのりせつないファンタジー」シザーハンズ 肉ネ~ムさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5ほんのりせつないファンタジー

2018年5月14日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

公開時B級映画と思って敬遠して以来、意外?と評価されてたことを知っていたものの観そびれてた映画。
舞台はあくまで現代(といってもひと昔ふた昔前)のアメリカの郊外。ではあるもののシュールな設定と整合させるため、街の作りや部屋のインテリア、原色基調の人々のファッションなど、おもちゃの国っぽくなっている。(レゴランドっぽいというべきか)
現実感の打ち消しは音楽によるところも大きい。
特技の源泉である手の治療の提案に顔がほころぶ主人公。
手がアレのため大好きな人に触れられない主人公。
じんわり切ない。
ただ、もっと悲劇的なエンディングかと思ってたので少しあっけなかったが、主人公が一人で刻む時の長さを考えるとやはり物悲しい...
これはこれでいいのかな。どストライクではなかったけど。
アメリカってウォーターベッド当たり前なんですかね(笑)

肉ネ~ム