四月物語のレビュー・感想・評価
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メルヘンだねぇ。ハンガリアン舞曲♥国◯音◯大学の方が。
留辺蘂は上川と網走の中間くらいの駅。降りた事は無いが、何回か通り過ぎた。石北本線は我が青春路線。上川へはこの頃(二十世紀後半)まで毎年行っていた。
・大学は単位制ゆえ、クラスは無いと思う
・桜が散る頃に引っ越しと入学は無い
・バス釣りでヘラブナ釣りには嫌われ者
・一般教養で文化人類学?
・第二外国語を入学してから?
・3月の北見地方は雪は無いのだろうか?
・留辺蘂駅は北見市だ
・引っ越しのトラックが旭川ナンバー?
・武蔵◯大学じゃないでしょ
・学食のイメージを駄目にしている
・安土桃山時代って後付名称
色々な矛盾はあるが。
梨園のお嬢様を、家族総出で応援している所が良い。メルヘンだねぇ。どうせ武蔵野を舞台にするなら、やっぱり、東◯女◯大学にして、性的なマイノリティーにした方がもっと彼女のイメージをアップさせたと思うけどね。映画館も阿佐ヶ谷か吉祥寺の映画館の方がメルヘン。
横浜とかもメルヘンだと思うけどね。そう言えば、戸塚区の数少ない友達がこの主演の女優さんのファンで横浜命な男だった。ちょうどこの頃、有隣◯のアルバイトの女性を好きになって結婚した。訳が無い。ウソ。(好きになったのは事実)でも、主演の女優さんに似ている方と結婚した。僕は地獄の低迷期だった。
懐かしくて2回見てしまった。
『卯月物語』僕はもう『如月物語』今年は閏年何んだね。
追記
加藤和彦さんがいいね♥
短い映画
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松たか子が東京の大学に合格して上京、一人暮らしを始める。
内気で付き合い下手で、お付き合いで入った釣りサークルも面倒に。
実は高校の先輩に憧れてこの大学を受験したのだった。
偶然その先輩がバイトする本屋を見つけ、少し仲良くなれた。
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オープニングで松の実の父と兄がいたので、
もしかしたらこの映画の主人公は松なのかと思ったらその通りだった。
気付く順番が逆ってか?(場)
おれも大学の頃、特に般教の頃は友人がおらんかったし、
付き合いで入ったバレーサークルも面倒で1年で辞めたし、よく似てた。
友達が欲しくて、おとなしそうな隣人を食事に誘って断られたり、
今度は隣人が訪ねて来たがかみ合わなかったり、何となくわかる(場)
地上波放送80分、正味60分の映画。
上京のやわらかい頃
進学を契機に上京したときの、そこはかとない万能感を孕んだ始まりの予感。自転車を買う気持ちってすごいわかる。なんか簡単に征服できそうな気がするんだよなあ。東京って。狭いし。起伏ないし。でも実際はそんなこと全然なくて、武蔵野からだったらせいぜい八王子くらいが限界だと思う。東京は普通に広い。
大学に入って一番最初の自己紹介、嫌だったな。自分は高校では◯◯をしてて◯◯が趣味で受験方式は◯◯で…みたいな。こっちは◯◯にとりあえず代入する何かを考えるので精一杯なのに、東京慣れしてる人たちは歌でも歌うみたいに朗々と。そいつらだけでアレは良いとかコレは悪いとか独自の世界ができあがってて、こっちには北海道って寒いの?みたいな定型的な質問がたまにお情けで向けられるだけ。
東京って怖いな、みたいな素朴な恐怖がこのへんで生まれる。一人暮らしなんかしてるとこの恐怖が際限なく大きくなってくから、読書とか電話とか隣人とか、そういうノイズで誤魔化すしかない。万能感なんかとっくに消えてる。
宙ぶらりんのままフラフラしてテキトーなサークルに無理やり入れられるのもわかる。釣りサークルって絶妙ですよね。公園でルアーの素振りって何の意味があるんだろ。ていうかたいていの大学のサークルには何の意味もない。でもその意味のなさが居心地の良さの正体だったりする。少なくともそこにいる間は何者にもならなくていいから。
1ヶ月もすると自分の周りに起きる良いことと悪いことが同じくらいの比率になってきて、東京の特別さも薄れていく。自分が特別だと感じていた出来事が、実は東京においては普通の出来事に過ぎなかったことを知っていく。東京が生活になっていく。
何も起きない映画、という指摘はとても正しい。本当にその通りだし。この映画が捉えていたのは主人公の心の変化だ。主人公のやわらかい心が、多種多様の些細な出来事を通じて、平坦な生活の重力に耐えられるよう錬磨されていく様子が描かれている。
描き方が少しあざとすぎるんじゃないかという箇所も多いけど、むしろ巧いレトリックだと思う。本当にそのくらいやわらかいんですよ、上京者の四月っていうのは。
やっぱり岩井俊二だー
映画の男性主人公はただ最後の十分ほど出ていた。
今まで見た岩井俊二作品よりさらにマイペースな映画だった。
何かを表現したかというと、
女の恋心ってゆうか、片思いの気持ち?
が、
最初から長〜い幅を使って(映画全体短いからそんな長くもないか、)全然観客に意味わかんない映像を見せている。
当然画面は美しい。
だが意味不明。
揺れるカメラで撮るのもそんな効果的ではないと思うし、逆に違和感あるシーンになる。
例えば最初に卯月の視線を見せかける送別のシーンも、なんだか変な感じしかない。
唯一大学が始まるところの賑やかなキャンパスを撮ったのはいい感じ、BGMも新しい大学の雰囲気を出した。
岩井俊二ってさ、画像が美しくしても、カメラが揺れるにしても、やはりこういう形式上のことを意識すぎじゃありません?
光照らしてるところとか、眩しいと言ってもいっぱい見るとあんまり好きじゃない。
特にこの映画前半ほぼ内容なし。
劇的なシーンもないし、全体に物語の発展にとって一体いくらどこで役に立ったか?こっちも明確できない。
ほかの岩井俊二映画はいいけど、この映画だと形式ばかり重視っていうか、形式優位になって本末転倒になる気がする。
確かに映画はただ物語るのじゃダメだけど、本当に監督は何を言いたいかについてちゃんと編集などではっきりしないと。
で、この映画ははっきりしたいことが曖昧。
その片思いの気持ちを観客に伝えるだけと言ったらもうつまんないしか言えない。
唯一覚えたシーンは渡辺誠一が演じるその先輩が雨の日に破れてない傘を見つけ出そうところ。
多分今まで見た岩井俊二作品の中で一番好きじゃないやつ。
ここで指摘したいのは、やはり外国人にとっての岩井俊二は「日本」を伝える映画を作っていること。日本人や日本のことに親しむ外国人だとこの辺に完全に好感を持たない。
もちろん松たか子の演技にも文句なし。
若いって素晴らしい。
初々しい松たか子が桜満開の映像と共に観られるお宝の一品。
冒頭で上京する彼女を見送るのが本当の松たか子ファミリー
というのが微笑ましかった。純粋に大学生活が描かれていく
のかと思いきや、あ~そういうことね(^^;と、その動機のどこ
が不純なのか私にはサッパリだが、大好きだった先輩があの人
というのが何よりの衝撃(爆)これぞ時代!いいな~若いって。
ストーリーない系苦手
大学進学で4月に上京する若者の日常をスナップする。先が気になる展開がほとんどないため見ていて飽きて苦痛だった。
松たか子が初々しくて可愛らしかったけど、それだけではつらい。
何か初めてのこと、やりたかったから。
映画「四月物語」(岩井俊二監督)から。
そうそうこんな感じだったなぁ、が鑑賞後の私の呟き。
私の場合、静岡から東京だったけれど、
それでも親元を離れ、ひとりで生活をした経験が、
今の自分にとって、どれだけプラスになったかわからない。
映画初主演の「松たか子さん」演じる女子大生だったので、
余計にドキドキしながらメモをしたのだが、
故郷・北海道から(へ)電話のシーンがアンテナに引っかかった。
少し落ち着いてから、東京での学生生活の様子を訊かれたのか、
それとも「何かサークル入った?」と問われたのだろう。
「釣り」と一言、(たぶん相手は、予想以上に驚いたようだ)
「変?そうかな・・」と彼女は続け、気になる一言を呟く。
「何か初めてのこと、やりたかったから、いいかなっと思って」
そう、せっかく環境が変わったのだから、
今までに経験したことのないことをやってみたい、と思う気持ち、
35年以上前の大学生当時の私が感じた
「(大きな)不安と(大きな)期待」が入り混じった感覚を
うまく表現している台詞だと思った。
冒頭の「松本家、総動員でお見送りのシーン」や
「花吹雪の中の花嫁に傘を差すシーン」など、
クスッとしてしまうシーン、感動シーンが満載だった。
「四月物語」で主人公が「卯月」という名前だったり、
「信長は生きていた」という時代劇の配役で、
「カールスモキー石井」さんが「軽相撲紀伊石井」だったり、
映画でけっこう遊んでるなぁ。
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