「前半だけなら秀逸なミステリーなのだが」フォーガットン うそつきカモメさんの映画レビュー(感想・評価)
前半だけなら秀逸なミステリーなのだが
時系列としては、イーストウッド作品「チェンジリング」より先に製作されており、母親役の女優が主役の、失踪した息子を、周囲の無理解と闘いながら必死に探すストーリーは類型的で、ひきつけられる。
むしろ中盤までの展開は秀逸なスリラーで、問題なのは、そのぶっとんだ結末にある。到底受け入れられるものではない。
そういう意味で、「フロム・ダスク・ティル・ドーン」と同列に扱われるべき映画だろう。
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