劇場公開日 2005年6月4日

「前半だけなら秀逸なミステリーなのだが」フォーガットン うそつきカモメさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5前半だけなら秀逸なミステリーなのだが

2023年8月18日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

時系列としては、イーストウッド作品「チェンジリング」より先に製作されており、母親役の女優が主役の、失踪した息子を、周囲の無理解と闘いながら必死に探すストーリーは類型的で、ひきつけられる。

むしろ中盤までの展開は秀逸なスリラーで、問題なのは、そのぶっとんだ結末にある。到底受け入れられるものではない。

そういう意味で、「フロム・ダスク・ティル・ドーン」と同列に扱われるべき映画だろう。

うそつきカモメ