「ハリソン・フォードの役ではないかも。」ファイヤーウォール よしさんの映画レビュー(感想・評価)
ハリソン・フォードの役ではないかも。
家族を拉致監禁された銀行セキュリティ担当役員が、ハッキングによる強盗の指示を受けながらも、家族を救うために奮闘する物語。
ハリソン・フォード主演のサスペンスです。2006年製作の作品ですが、少し古臭い印象を与える映画です。
家族の危機に恐怖する主人公をハリソン・フォードが熱演します。
主人公家族を描くドラマとしては、良く描かれていると感じます。
ただ、コンピュータ犯罪としては、それ程の深みがないのが残念。コンピュータ技術を屈指した攻防等があれば、もっとスリリングになったように思います。
前述の古臭さは、この辺りから感じ取ったのかもしれません。
また、ハリソン・フォードに、コンピュータの専門家の役回りは不似合いなことも難点。
個人的には、最後まで違和感を拭えませんでした。
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