「死神あみだくじ」ファイナル・デスティネーション えふいーねこさんの映画レビュー(感想・評価)
死神あみだくじ
シリーズのファンてほどではないけどジェームズ・ワンのホラーが好きで、シリーズ最新作の日本公開規模が小さくて近場でやらずガッカリ(公開してくれたのは有り難いけど!)、友人がネトフリで1人ファイナルシリーズまつりやってると聞いて私もU-NEXTでやることにしました(笑)
U-〜には吹替がなく字幕で鑑賞。こういうのは吹替のがいいんだけど、字幕もちょっと新鮮ではある。
導入はムダがなく、かなり怖い…初見の時かなりびっくりして、久々見ても怖かった。
飛行機のらないからいいけど頻繁に乗る人はまじで嫌だろうなこれ。
つづめて言うと、アメリカの死神アクティブだ…という話。
お調子者、粗暴ハンサム、ジミ男、女の子はタイプ違いで2人、とホラーの典型パターンでしんでく順番も想像しやすい、が…。
カーターって大抵いいヤツの名前なのにこのカーターはヤな奴。
クレアにだけ両親の迎えが来ず、彼女の家庭状況を想像させる(いいワンコはいる)。
葬儀屋の男が非常に不気味。死神のシンパ??
先生のマグカップにヒビがいく場面で、以前ぶ厚いガラスのビールジョッキに氷をぶちこんで、熱いコーヒーを注いだら爆発するように割れたことがあったの思いだした。台所危険、いや雑なことはするなという話。先生も、亀裂から中身漏れてんのに気付かないかな?
主人公は死神の筋書きを読みとこうとするが事態はどんどん進んでいき……
「全米が恐怖」とかって触れ込みのホラーが、日本人にはいまいち怖くない…ということはよくありますが、その場合ラスボスが悪魔なことが多い気がします。欧米の宗教的背景がピンとこない日本人には大抵、悪魔はあまり怖くない。(「エクソシスト」の怖さは悪魔とはまた違う)
死神の怖さは、悪魔よりずっとプラクティカル。
映画で思いつくのといえば、イタリアのオムニバスホラー「世にも怪奇な物語」の少女死神は怖かったな…
死は避けられないとはいえ、できたらタタミの上で穏やかに、というのは古今東西かわらないだろう。
余談
台所のシーンみながら、昨夜のスープ(キャベツと鴨)をカレーにしようと、冷蔵庫からルーの箱を出して開けたら、4/1に割ったルーがビョン!と飛びでて(なんで😅)かなりびっくりした…油断も隙もねー
ルーに攻撃性は無いけど、事故の大半は家で起きるのは本当らしいので、家事といえどボーっとやってはいけないですね
