「名作ラブコメ映画」シーズ・ガッタ・ハヴ・イット Don-chanさんの映画レビュー(感想・評価)
名作ラブコメ映画
ネットフリックスの配信を鑑賞。
序盤、舞台であるニューヨーク州ブルックリンの街のシーンを白人が歩いてい(たり立っていたりす)る姿が少しだけ写っていますが、その他は全て黒人しか登場しないアメリカ映画です。
映画のフライヤーによると、低予算(3000万円)で12日間という短期間で撮り上げたスパイク・リーが監督・脚本・編集をした大ヒット作品で、当時29歳のスパイク・リーは、BROOKLYNのサイクルキャップをかぶっているマーズ(主人公に惚れている失業中の男)役として出演もしています。
登場人物にカメラ目線で語らせたり、『オズの魔法使い』(1939年)、『天国と地獄』(1963年)を彷彿とさせるモノクロ映画に一部の色を差し込む手法やドキュメンタリー手法を使用したりと、ニューヨーク大学映画科で映画製作を専攻し博士課程を修了しただけあって、芸術性のある観ていて楽しい映画に仕上げています。
主人公ノーラ(トレイシー・カミラ・ジョンズ)も愛せるキャラクターで、会話も面白くてBGMも良く、ストーリーも興味深かったです。
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