ザ・ヤクザのレビュー・感想・評価
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健さんがカッコ良すぎ
最後の大立ち回りで、健さんは完全に1人舞台。ロバートミッチャムは形無しでした。大多数のヤクザは、刀の構え方が素人っぽくて、健さんにまったく勝てそうになかった。
なんだか分かったような分からぬような話だが、健さんの流石の存在感を...
なんだか分かったような分からぬような話だが、健さんの流石の存在感を見ればそれで良し。主演のロバート・ミッチャムになんら遜色なし。ただし登場は遅い(笑)
日本で拳銃撃ちまくり(笑笑)討ち入りは網走番外地と変わりなし。指詰めは海外には衝撃でしょうね。
BS12字幕版鑑賞
4月から環境が変わり、映画を見る本数が減るかも。良い作品優先でいこう。
ヤクザはドスだろう、刀はサムライ
健さんは『ブラック・レイン』の前に『ブラック・レイン』を演っていたんだなぁ、日本での本作公開の前年には『仁義なき戦い』がこちらは仁義もクソもない怒涛の展開、本作は東映全面協力のもと隙あれば日本の文化をブチ込む演出描写に違和感を感じながらも気にはならない程度ではある反面、やり過ぎ感は否めない!?
話の前置きが長い様なテンポの悪さを感じながら、終始テンションが変わらない役柄の健さんに演じている本人が何かつまらなそうにも。
ポラックよりもルメット、ポール・シュレイダーの脚本は活かされていたのか、深作欣二やその関連役者に安藤昇とかショーケンとか本作を観てドウ感じたのだろうか?
古き良きと言っても時は70年代、ヤクザとチャンバラをごちゃ混ぜにした感覚、ハリウッドには『仁義なき戦い』を超えられない、当時としても時代遅れなカルチャーショック??
古き良き任侠映画(アメリカ製)
これを作ったのが海外の製作陣ってのがマジで凄いわ。
よくある間違った日本感はなく、義理と仁義のちゃんとした任侠映画。
めっちゃ研究したんだろうな。
今時の血みどろで殴り合いやドンパチしたり、勢力拡大やら盃外交でドロドロするのも嫌いじゃないが、こういった義理、仁義、人情に重きを置いた任侠映画の方が好きだな。
ブラックレインより前
全盛期の健さん、ハリウッドに出てたんですね。吹き替えは、健さん本人の為違和感が無かった。東映のヤクザ映画とは、カメラワークも音楽も違います。結構いけます、健さんはミッチヤム食ってました。
健さんのハリウッド作品
総合55点 ( ストーリー:50点|キャスト:65点|演出:60点|ビジュアル:70点|音楽:70点 )
当時の外国人から観た日本とヤクザという存在を浮き彫りにしようとしている。同じポラック監督の同時期の作品の「追憶」や「愛と哀しみの果て」にも通じる雰囲気はあり、この当時のポラック監督は、こういう切ない話を描くことに凝っていたのかもしれない。
だが切なく哀しい雰囲気作りが第一で、ヤクザの抗争や警察の捜査がろくに描かれない物語は稚拙だし、演出も時代を感じる。ただ高倉健の存在は締まりがあった。
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