「健さんのハリウッド作品」ザ・ヤクザ Cape Godさんの映画レビュー(感想・評価)
健さんのハリウッド作品
総合55点 ( ストーリー:50点|キャスト:65点|演出:60点|ビジュアル:70点|音楽:70点 )
当時の外国人から観た日本とヤクザという存在を浮き彫りにしようとしている。同じポラック監督の同時期の作品の「追憶」や「愛と哀しみの果て」にも通じる雰囲気はあり、この当時のポラック監督は、こういう切ない話を描くことに凝っていたのかもしれない。
だが切なく哀しい雰囲気作りが第一で、ヤクザの抗争や警察の捜査がろくに描かれない物語は稚拙だし、演出も時代を感じる。ただ高倉健の存在は締まりがあった。
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