「ぼくのかんがえたタイムトラベル」ドニー・ダーコ marさんの映画レビュー(感想・評価)
ぼくのかんがえたタイムトラベル
カルト的な人気を誇るSF映画…なんだけど、どうも僕には良さが分からなかった。
難解と言うより単に説明不足で、脚本も練られたと言うより独りよがりといった印象。
頭に「?」が貼りついたまま解説サイトとかを読んで、いちおう納得はしたんだけど
主宇宙だの接宇宙だのって、”ぼくのかんがえたタイムトラベル”極まれりな感じ。
要するに無駄に複雑で、肝心のテーマが空っぽになってないか?と。
結局のところ何が言いたいのが伝わらなくって、
それって個人的に一番ダメなタイプの映画だと思う。
”分かる人だけ分かれば良い”なんて制作サイドの怠慢だろうと。
まぁ心酔してる人は「何度みても楽しめる」なんて言うんだろう。
いろんなタイプの映画があって良いと、僕も思う。
だけどね、本作みたいな「分かりづらさ」は、僕は嫌い。
少なくとも、二度と見たくない。
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