劇場公開日 1951年10月28日

「遠慮なしの映画」サンセット大通り チャーリーさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5遠慮なしの映画

2015年3月22日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

怖い

昔の映画をさほど見ているわけではないので、グロリア・スワンソンに特別な思い入れがあるわけではないのですけど、ウィキペディアで見てみると、彼女、本当にこの作品が久しぶりの映画出演だったみたいですね。そう思ってみると、ほとんど本気ですべての台詞を言っていたようにも感じられて、正直、ゾッとしましたですね。
こういう配役をしてしまうところが、ビリー・ワイルダーの怖さなんでしょうかね。なんか見た目がワイルダーって可愛らしいので、優しい印象ですけど、こんだけ有名な監督で、そんなただ優しいだけの監督なんていないんでしょうね。
同じような題材で言えば、『何がジェーンに起こったか』がありましたけど、私的には『ジェーン』の方がおぞましさの点では上回ってた気がします。ラストもほぼ同じ感じですしね。

チャーリー