「妄想と現実の狭間で」サンセット大通り ミカさんの映画レビュー(感想・評価)
妄想と現実の狭間で
女優という仕事はある人物になりきって、その人物を演じることです。
それは次から次へと、新しい人物の人生を生きる仕事、つまり長い時間を自分ではない誰かとして生きていけるとも言えます。
ノーマは、過去に大スターでしたが、彼女は今も大スターの人生を妄想の中で歩んでいます。
妄想の中だけで生きられるのは、ある意味幸せなのかもしれません。
現実がどうであれ、一生自分の思い通りの人生を演じることができるのですから。
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