「無人島サバイバルシュミレーション映画!」キャスト・アウェイ ゆめさんの映画レビュー(感想・評価)
無人島サバイバルシュミレーション映画!
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主人公チャック(トム・ハンクス)とヒロイン・ケリーさんとのロマンスの結末が切なかったけど、それより何より、チャックの無人島サバイバルと船旅シーンが印象的だった本作…!
ていうか本作の大半はチャックのサバイバルシーンで、登場人物はほぼほぼトム・ハンクスのみ。あとはバスケットボールのウィルソン。セリフも少ない!
すごい映画だ。
チャックを見ながら「自分がもし飛行機事故でひとり無人島に流れついたら」を脳内シュミレートしてしまったし、実際サバイバル時に役立ちそうな情報も多数でリアル…。
特に印象的なシーンを。
・チャックが無人島生活を続けていく描写が続いた中で、「4年後」というキャプションが出た時は「4年後!?」と思わず叫んだ(おうちで観てて良かった)。
そして原始人のような風貌で、一撃で魚を仕留めるチャック。哀しい目をしているチャック。胸が締め付けられた…。
・そんな中でも本作で一番「うわああああ」となったのが船旅の中でのウィルソンとの別れ…。
流れていくウィルソンと、必死に彼(?)を追おうとするチャック。そして手が届かず助けられなかったウィルソンに対し「すまない、ウィルソン…すまない…」といかだの上で涙するチャック。こっちも涙しそうになった…。
・無人島シーンが大半とはいえ、チャックと、ケリーさんとの結末も切なかった。チャックもケリーさんも、ケリーさんの現夫も誰も悪くないのに、哀しいお別れをせざるを得なかったラスト。
何げなく送れている普段の生活のありがたみもひしひしと感じた。たぶんこの先の人生でサバイバル的状況になったら(心から避けたいが)、私はチャックとウィルソンを思い出すのだろうな。
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