「歴史に翻弄される芸術と友情」さらば、わが愛 覇王別姫 bluetom2000さんの映画レビュー(感想・評価)
歴史に翻弄される芸術と友情
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日本占領、国民党国家、共産党革命、そして文革。強大な国土を翻弄してきた歴史の中で、主人公たちの人生が大きく揺れ動く。なかでも、ヒステリックな文革は、人間性とか信頼を妬みや密告といった人間の弱さによってさらに増長する。妻を告発しなければならない状況は悲しく辛い。
物語は、覇王別姫のラストシーンでようやくホッとする。ただ、友情を超えた愛情関係は、やや同性愛的でもあり、どうも苦手だ。
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