劇場公開日 2003年1月25日

「頭脳戦が取り込まれたアクションが秀逸な作品」ボーン・アイデンティティー ねりまっくまさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0頭脳戦が取り込まれたアクションが秀逸な作品

2022年3月6日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

楽しい

単純

興奮

ジェイソン・ボーンシリーズの第1作。CIAの秘密作戦により殺人マシーンに仕立て上げられたジェイソン・ボーンが、秘密を消すために追ってくるCIAを次々になぎ倒すアクションサスペンスです。記憶は無くても特殊工作員の特性が体に染みついているので、戦闘シーンがとても面白いです。単純な銃撃戦や殴り合いではなく、ところどころに頭脳戦が織り込まれていることで惹きつけられました。敵をおびき寄せてその様子を遠くから見ているシーンがいいですね。タイプは違いますがゴルゴ13みたいです。また、映画の中の静と動のバランスや、動きに躍動感をだすカメラワークが自分の好みにあっていたのだと思います。何か深みがある話ではないのですが、見ていてワクワクドキドキして没入出来る映画です。IMAXとかで見たらもっと感動があったかもしれません。

ねりまっくま