劇場公開日 2001年2月17日

「【”悪は悪を持って制す” ビックリ天誅ムービー。若き、ウィレム・デフォーの仰天変装にも驚いた作品。】」処刑人 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5【”悪は悪を持って制す” ビックリ天誅ムービー。若き、ウィレム・デフォーの仰天変装にも驚いた作品。】

2020年4月19日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

笑える

怖い

単純

 いやあ、長い事映画を観てきたが、我が人生でも5指に入る珍品である。

 けれど、面白いのである・・。(大変大変、不謹慎ではありますが・・。だって、内容がねえ・・・。)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 主人公は、敬虔なクリスチャン(けれど、格好はヤンキー)の双子マクマナス兄弟。と、かなり間抜けなマフィアの使い走りロッコ。

 そして、彼らの所業を”華麗な推理”で分析するFBI捜査官、ポール・スナッカー(ウィレム・デフォー)
 彼の最初の殺人現場での推理というか、言動が面白い・・。オペラを聴き、タクトを振る素振りをしながら、犯行を推理する。
 ーん?今までにないパターン。何だか面白いぞ。ー

 その後も、犯行現場→ポールの推理→犯行映像 が繰り返される。
 -ん?倒叙形式か??-

 そのうち、ポールは彼らの所業を”認めるべきか” 軽ーく 考え始める・・。

 彼らが天誅を下すのは、一般人ではなくマフィアのみであるので、大きな非難は起こらない・・。

<いやあ、こういう作品。絶対メジャー配給では観れないよねえ。ウィレム・デフォーのあの恰好には驚いたなあ、というか良く引き受けたなあ・・。若かったのかなあ・・。面白き、珍品である。
 尚、人によっては、嫌悪感を覚えるだけかも知れないので、鑑賞前に内容確認をお願いします。>

NOBU