「正義の皮を被った悪党の話」処刑人 かつさんの映画レビュー(感想・評価)
正義の皮を被った悪党の話
バッドマンのようなダークヒーローや、悪党を粛清しつつもその罪に苛まれる義賊的なものを想像してたんだけど、ただの悪党を殺す悪党だった。悪党を粛清するだけでなく、現金や金品は盗むわ、ターゲット以外も殺すわ、啓示を受けてないマフィアの使いっぱしりを面白半分でメンバーに加えるわ、やってることマフィアと変わらんな。しかも、自分のやってることに大義があると思ってるところがなお、質が悪い。最後のシーンでの口上も、そっくりそのままあなたたちに返すよ・・。
唯一の希望だった鋭い推理で彼らに迫るFBIのスメッカー捜査官も最終的に便乗する始末・・。
カッコいい!スタイリッシュ!どうこえ言う前に嫌悪感しか感じない作品でした。
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