「コーエン兄弟にはハズレなし」ブラッドシンプル ザ・スリラー kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
コーエン兄弟にはハズレなし
面白い。探偵は犯行現場にZIPPOのライターを忘れる。レイはマーティを撃ったのはアビーだと信じてしまい、実はまだ息があった彼を生き埋めにしてしまう。といった展開。
コーエン兄弟共同でのデビュー作を自ら焼きなおした作品ということだが、間の取り方が独特なため、色々と想像してしまい膨らんでいくんです。もし正義感と良識ある探偵なら、金をそのまま二人に渡し、逃走させるとか。生き埋めに気付いた時に病院に運ぶ振りをするとか。そんなことを考えていると、血がかわかないことや細かな矛盾に気がつき、大げさに表現していることは理解していても、興ざめしてしまうかもしれない。
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