「ビヨンドtheシー 自分を探しに海へ 海の彼方にこんな歌い手がいたのです」ビヨンド the シー 夢見るように歌えば きりんさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0ビヨンドtheシー 自分を探しに海へ 海の彼方にこんな歌い手がいたのです

2025年6月14日
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鑑賞方法:DVD/BD

伝説の歌手にしてエンターティナー、ボビー・ダーリンの伝記映画。2004年製作。

黄色い薔薇を贈り続けて、ついに共演者サンドラを落とす彼。
努力と実力で檜舞台へと駆け上がっていきます。
頑張り屋の模範です

たくさんのベッドタイムストーリーズを聞かされて育ったボビーが、そのお母さんの教えと、持ち前の豊かなスピリットから後押しされてだろう
決然と黒人差別に立ち向かうシーンが、その表情がまたいいんだ。
これ、エルビスもやっていて=共演の黒人ピアニストを断るなら俺もステージは断る、と。
模範ですね。

この少年時代の本人がたびたび現れてボビーと語り合い、彼の人生の深さをドラマの中で上手く導いて、我々に魅せてくれるのです。

ダンス! そしてその歌声!
カメラも秀逸。テンポ抜群。

構想10年。脚本・監督・主演、ボビー・ダーリンを演じるケビン・スペイシーの、ボビーへのリスペクトの熱さには圧倒されます。加えて
頂点に君臨する稀代のエンターティナーを、遜色ない才能で再演して演じ得るアメリカのショービジネス界の人材の物凄さよ。
(これは同じく吹き替えなしのベッド・ミドラーのROSEでも感じたことでした) 。
驚くべき芸達者ぶりに、もう開いた口がふさがりませんでした。

それにしても
なんとムーディな初夜のベッドだろう💕
ランスロットのSword剣をその境界線に置いて
新妻への1000年の愛を誓う騎士、ボビー・ダーリン。
彼こそが模範なんですよ。

劇中で繰り返し流される「ビヨンドtheシー/ラ・メール」も、これまたなんと伸びやか。壮大で美しい歌唱。心が洗われること必至。

そして、
フラミンゴでの圧巻。ラスト・ショーです。

贅沢な夜を過ごせたなぁ・・。
僕は幸せですよ。

この素敵な映画を紹介して下さったkossyさんに
皆様、どうぞ大きな拍手を💐✨

きりん
きりんさんのコメント
2025年6月15日

↑↑
やめてーっ💢‼️
kossyさん、最高の気分に持ち上げてくれといて
どん底に突き落とす黒情報とか⤵️😭
もー、笑った。

また遊んで下さいね、
お仕事ご安全に🌈

僕は30年続けた夜間運行から、突然昼間の運転コースに変更になりました。
時差ボケです。慣れるまでが目がショボショボですわ
🥱zzz

きりん
kossyさんのコメント
2025年6月15日

きりんさん、気に入っていただけて嬉しい限りです。
この映画の後でしたっけ?
ケビン・スペイシーのその後・・・未成年への性的暴行とかなんとかで見なくなってしまったのは・・・
それでもいいものはいい!

kossy
きりんさんのコメント
2025年6月14日

ラ・メール (シャルル・トレネ詞)


明るい入江に沿って
銀色の波が踊る

雨がふると
様々にその色を変える


夏空のもと
羊のような白い波は
清らかな天使のようだ

それは果てしなく続く
紺碧(こんぺき)の衣を纏(まと)った羊飼い

ごらん
潮だまりに生える
あの背の高い
湿った芦を

海、それは
明るい入江に沿って
それらを
優しく揺すってきた

そして、愛の歌で
海は
生涯私の心を
癒してくれるのだ

きりん
きりんさんのコメント
2025年6月14日

Beyond The Sea (ジャック・ローレンス詞/堀克巳訳/ボビー・ダーリン歌)

どこか 海の彼方の
どこかで僕を待っている
僕の恋人は黄金の砂の上に立ち
帆走する船を見つめる

どこか 海の彼方で
彼女はそこで僕を待っている
鳥のように高く飛べたなら
まっすぐ彼女の腕の中に向かうだろう
航海に出るだろう

星々の遥か彼方に
月の向こう側の近くで
疑う余地もなく
心はすぐに僕をそこへと導くだろう

渚の向こうで僕らは出会うだろう
以前のようにキスをするだろう
海の彼方で幸せになろう
そして、もう二度と出航はしない

疑う余地もなく
心はすぐに僕をそこへと導くだろう
渚の向こうで僕らは出会うだろう
以前のようにキスをするだろう
海の彼方で幸せになろう
そして、もう二度と出航はしない

もう船には乗ることはない
さよなら、船の旅
バイバイ、セイリング

きりん