美しき野獣

劇場公開日:

解説

「恋する神父」のクォン・サンウと「オールド・ボーイ」のユ・ジテ主演による男と男の友情ドラマ。自分の力を信じて腕力で犯罪を制しようとする若き刑事、チャン・ドヨン。あくまでも法律で事件を解決しようとするソウル中央地検のエリート検事オ・ジヌ。正反対の男たち2人が、同じ事件を手掛けて大物犯罪者を追いつめていく。「親切なクムジャさん」などで知られるパク・チャヌクらの助監督を務めてきたキム・ソンスの監督デビュー作。

2006年製作/125分/R15+/韓国
原題または英題:Running Wild
配給:東芝エンタテインメント
劇場公開日:2006年2月11日

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映画レビュー

3.5W主演の迫真の演技で闇に迫る作品

2024年4月5日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

クォンサンウのスタントマンなしの刑事アクションがカッコイイ。
ユ・ジテは、Netflixで独占配信中の『ペーパー・ハウス・コリア 統一通貨を奪え』を見て以来ファンになったので今作も楽しめた。
押井守監督アニメ作品『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』の音楽を手がけた川井憲二さんが迫力あるBGMを担当している。
凶悪犯罪、裏社会、捜査、裁判どれをとっても満足できた。

ちなみに劇場公開版の本編125分と円盤特典のディレクターズ・カット版の本編144分の両方視聴したが、違いが分かるほど見比べていない。

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Don-chan

3.5クォン・サンウ~ww

2023年11月8日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

単純

興奮

これが噂のクォン・サンウかぁ~。韓国映画のこの手のものとしてはかなり初期作品で浅いところもあるが、いわゆる韓国の「クライム・ノワール」の原点。楽しめた。

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mark108hello

5.0野獣刑事というよりも無謀刑事といったキャラのクォン・サンウ。無骨なプロポーズも参考になりました。

2020年10月2日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 刑務所の出所シーンでは『親切なクムジャさん』と同様、豆腐のエピソードが登場する。さすがに肝心の豆腐を忘れただけあって、カンジン(ソン・ビョンホ)は善人にはなれなかったようです。野性味あふれるチャン刑事(クォン・サンウ)もあり得ないほどの暴力を使いますが、なんといってもこの悪人カンジンはマスコミ向けには善人を装い、出所後間もないのにムネオのように政治家になろうとするほどなのです。悪人というのは何故こうも政治家になりたるのか、一般庶民には理解しがたい感覚ですねぇ。

 『マルチュク青春通り』ではブルース・リーに憧れる高校生役だったクォン・サンウでしたけど、この映画ではそのキャラがそのまま大人になったような雰囲気でした。どことなく70年代の松田優作のイメージを倣ってるのか、キレ方や寂しさ、優しさが同居したような表情をしているし、タバコを吸う前に必ず舐めたり、ライターの火がなかなか点かない不器用さなど、ちょっとした仕草もいい味出しています。なんだかんだ言っても彼の主演映画は全て観ていることに気がついた・・・

 一方のユ・ジテは悪役のイメージを脱ぎ捨て、法と正義に燃えるクールな検事役。彼もまた仕事一筋で家庭生活では不器用さを発揮しています。冷静さを保たなければならない職業ですが、野獣刑事とタッグを組んだことにより、悪への対処も徐々に熱くなりがちな性格へと変化していく様子が上手く表現されていました。

 法と正義を武器にしてもカンジンのような悪には無力なのか。歯車が狂わなければ起訴まで持ち込むことが出来たんじゃないかと苛立ちさえ覚えますが、2人がそれぞれ孤立してるかのような職場環境やヤクザの巧妙な根回しが彼等を苦境に立たせてしまう社会派要素も満載。「パシリヤクザのドンジクが弟だって知らなかったんかい!」とつっこみたくもなるものの、その後の裁判や銃撃戦のシーンでは震えがくるほど心を揺さぶられてしまいました。韓流映画嫌いの男性にもオススメの映画。

【2006年2月映画館にて】

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kossy

2.5うーん

2015年1月4日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

難しい

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スベスベマンジュウガニ