「リュックベッソン好きなら」最後の戦い たくさんの映画レビュー(感想・評価)
リュックベッソン好きなら
リュックベッソン好きの中心がどこにあるかによるが、私の場合は「グランブルー」「ニキータ」がどまん中であるため、初期作品もみておかないと、ということで鑑賞。白黒の無声映画的な演出は、過去の時代のオマージュ的な意味合いもあるかもしれないが、トリックもシンプルで途中から展開も乏しく飽きてくる。もう少し短編であれば見る側も楽しめるのではないかと思う。ハリウッドの影響が強くなる「フィフスエレメント」以降は、ヒューマニズム、人間性の探求という観点からはエンタメに振りすぎているため、私自身の好みではない。「TAXI」や「96時間」など、スピード感、スリル方向は一般受けすると思うがリュックベッソンらしいか、という意味ではまだ「最後の戦い」はらしさを見出すことができるのでは。
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