アメリのレビュー・感想・評価
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いたずら好きでシャイな彼女の魅力が全開
キュートな魅力が全開で、アメリの幸せが叶うことを願ってやまない。
よく考えればエキセントリックで、付き合いにくい部類の女性なんだけど、そんな癖のある性格がどこか可愛らしくて、ほっとけない魅力を生み出すのでしょう。すごくシャイで、表に出ないようにあちこちに影響を及ぼすことが好きな性格はなんとなく日本人の民族性にも近い気がして、もっとヒットしても良かったのになぁ、と思わずにいられません。
彼女のいたずらが、みんなを幸福にしていくさまが楽しくて、最後までにんまりしたまんまで映画を見終わりました。すごくほのぼのとしたラブコメディです。フランス映画なので、ちょっとだけエッチなシーンもありますね。
2018.3.27
ユニークなキャラクターと画面構成
公開当時に見て以来の再見だが、今見ても新鮮で楽しかった。
ストーリーだけをまとめると、ほとんど他の子供と触れ合って過ごしてこなかった主人公が、過保護気味の親から独立して自分の人生を歩み始めるお話。
でも、その描き方がユニーク。冒頭シーンからして、そこから始める?と笑った。
主人公のキャラもとても変わっているがそこを含めての魅力だ。サイコだけど正義漢で、でも自分のことにはとても臆病で、いじらしいのだ。
そして何年たっても思い浮かぶような強い色彩構成はこの映画からだったような気がする。多くのクリエイター達に影響を与えたのが見てとれた。
フランス映画のニューウェーブ
これはフランスニューシネマだ。1970年代以降はフランス映画の活気がなくなってきた(個人的にそう思うのだが)。しかしこの映画によって新しいフランス映画の幕開けというような気がした。
1960年代のフランス映画絶頂期のフランス映画の作風とはだいぶ違うが、新しいタイプのフランス映画っぽい気がした。いわばフランス映画のニューウェーブ、ニューシネマと言ってもいい気がする。
アメリが好きなものを述べるシーンで出たスイーツがあったが、実際に買って見て同じように食べてみた(笑)。
輝きそのもののような作品
プライム・ビデオ鑑賞プライムをパラパラ捲っていたら目に飛び込んできたトトゥの笑顔。そう「アメリ」です。
このアートワークは今見てもすごい引力がありますね、吸い込まれるようにクリックしてました。
何でしょうか、この子どもの頃遊んだおもちゃを発見したかのような気分は。ワクワクが止まりません。
まず冒頭のエピソードの描き方が見事、このたった何分かで一気に物語に引き込まれます。
美しい絵作りと音楽と愛くるしい人たち。
カットも緻密で凝られており、ビビットな色彩が美しい。
ふと見つけた宝箱から動き始める、それまで篭っていた自分の世界から外に出ようとする物語。
主演オドレイ・トトゥの悪戯な笑顔が頭から離れない、何度観てもワクワクする作品です。
彼女の妄想癖の演出がとても可愛らしく、排水溝のプロンプターなんて何てふわふわとしているのだろうか。
他人との距離を縮めるのが苦手な彼女なりのアプローチが実に微笑ましく、その焦った仕草さえも愛おしいんですね。
何度も挫けそうになりまながらも、周りくどい位少しずつ前を進んで行くアメリ。
「人生にぶつかっても大丈夫だ」その言葉に背を押され外へ進んで行く様は、とても胸を打たれます。
冒頭にある彼女の楽しみの一つ、“ブリュレの焦げを割る”は“自分の殻を割って外の世界に出たい”といった比喩だったのかもしれませんね。
ジュネといえば「スピヴェット」以来ご無沙汰ですが、久しぶりに新作も観たいものです。
もう何年ぶりに観たのかもよくわからないですが、今観ても全く古さを感じさせない、輝きそのもののような作品でした。
やっと見終わった
空気感好きだ
オシャレ映画のバイブル
とにかくかわいい逸品
十数年ぶりに鑑賞。
というか、公開当時、家族で観に行きましたわ、渋谷まで。当時15,6歳だった私は、「今この瞬間にパリで絶頂を迎えているカップル」をアメリが(もちろん空想で)カウントしたり、カフェのトイレで中年カップルがいきなり「おっ始めて」しまったりする展開に度胆を抜かれてしまったもんです。若かったナァ、、(笑)
そのあと二十代でたぶん一回観て、今回が三度目か。絵や電気スタンドがしゃべったり、TVの中の人が(いつのまにか)アメリについてしゃべってたり、そういう演出が面白くてかわいくて好き。
同じアパルトマンに住む老画家との関係性も良いよね。「シェイプオブウォーター」(ギレルモ・デル・トロ)をちょっと思い出した。
それにしても作中の人達、家宅侵入や覗き見が多すぎですけどね(笑) イタズラでもサプライズでも、現実ではなかなかできないからこそ、夢があっていいんですよね。
古き良き
ヨーロッパだなぁ!!!! っていう映画
「お前の骨はガラスじゃない。人生にぶつかっても大丈夫だ。」
アメリの内気で中々声をかけられないところの描写が良かった。観ているこっちまでドキドキした。
最後の、おじいさんがアメリに忠告するところは感動した。
また、登場人物たちが活き活きとしていた。
アメリ以下登場人物がすべて(愛おしい)変人ばかりのフランスらしいおとなのコメディ
ごめんなさい分からなかった…
評価が高いのでみてみましたが、飽きてしまうくらい、後半はしんどかったです。
なんでしょう、内容はわかるのですが繋がりが見えないというか
所々いろんな人の視点や視野に変わったりして
結局何が伝えたくて、誰に焦点を当ててこれを感情移入したらいいのか
気持ちの行き場に困りました。
キャストさんや主人公は可愛いですし、描写も赤や緑、黄色、レトロな感じが素敵ではありました。
アメリという主人公の女の子は口数が少ないので
この話はナレーションと周りの人のセリフで進んでいくような感じです。
この映画のどこが魅力的なのかが、頑張ったのですが理解できず他の方のレビューも読みましたが全く感じませんでした…
後半の方のコメントにもあるようにこの映画は
わかる方には素敵な映画なようです。
焦らせ
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