「人生は自分次第」アメリ りりまるさんの映画レビュー(感想・評価)
人生は自分次第
まさにフランス映画!という感じで映像はとても色鮮やかで遊び心があって独特の雰囲気を持った映画でした。
10代の頃、この映画を見たときは意味もおもしろさもさっぱり分かりませんでしたが、十数年経ちこの映画のおもしろさが分かるようになりました。
人間のちょっと変なとこを愛おしく見せる映画で素敵だと思います。
人は言葉でアドバイスするよりも、仕掛けを作って自分で感じることの方が効果あるなと思いました。ウソの是非よりその人のこれからの人生を幸せに過ごせることの大切さを感じました。
周りの人間だけで終わらずアメリ自身も傷つくことを恐れず勇気を出すところがこの映画のいいところだと思います。
ツールドフランスに例えた言葉はよかったです。すれ違ってしまいそうなふたりにはらはらしてアメリを応援してました。
アメリは不幸な境遇ながらも持ち前の妄想力で乗り越え、逞しく行動して生きていました。アメリのように童心を持ってちょっとの幸せに気づきながら過ごしたいと思いました。
コメントする