「女の気持ちなど判ろうはずもない・・・・」アメリ はるさんの映画レビュー(感想・評価)
女の気持ちなど判ろうはずもない・・・・
大袈裟に言えば大人になる女の試練のような映画なのだろう。
それにしても脇を固めるカフェに集う人たちの面白さに至っては舌を巻く。
俗物を見事に見える化してしまっている。中でも八百屋の親父とその店員のやり取り。そしてアメリのお仕置き。そう、女の得意技。それは“オシオキ”なのだ。その巧妙な手口は悲喜劇一場三幕にでもなりそうだ。恋するだけで女は大人にはならない。
あとは失恋が必要なだけだ。
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