「思ったよりも社会派映画」アバウト・ア・ボーイ いけいさんの映画レビュー(感想・評価)
思ったよりも社会派映画
特に当時でも話題になっていた記憶はないが、第75回アカデミー賞脚色賞ノミネート作品ということと、ヒュー・グラント主演のラブコメは結構好みゆえ鑑賞。
観てみると正直イマイチ。期待していた笑って泣いてとはいかない。硬いパンを投げるシーンとかその他諸々笑わすポイントもたくさん盛り込まれているが、ドリフやタケちゃんマン世代の私にはあまり笑えず、心温まるであろう学校でのコンサートシーンも心理が読みにくい。
要するに本作は、ラブコメというより結構社会派ドラマ的な要素も含まれているため、痛快ラブコメを期待して観てしまうと滑ってしまうということなのだろう。そう思い返せば、それなりだった気もする。
コメントする
