ゴーストバスターズ(1984)のレビュー・感想・評価
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お化けとテーマソングが頭から離れない
名前は知っていましたが、話はよく知らなかったのでこの機会にU-NEXTで鑑賞しました。
冴えない科学者たちがお化け退治をするという、アメリカらしいストーリーでした。プロトンパックや劇中車のecto-1など、登場するメカはどれもユニークで「自分も使ってみたい!」と思えるぐらいデザインがかっこよかったです。
お化けたちも個性的で、中でもスライマーとマシュマロマンは一度見たら忘れられないぐらいキャラが濃かったです。
そして何よりも印象に残ったのは、テーマソングです。レイ・パーカー・ジュニアが歌うノリノリになれる主題歌は、少し聴いただけで頭から離れない中毒性の高いメロディになっていました。
VFX技術は流石に古さを感じてしまう所はありながらも、1980年代のレトロな雰囲気があったので、この表現も良いなと思いました。
心霊現象を明るいタッチで描いた、アメリカンテイストが強いコメディ映画になっていました。
30年を経てもなお、世代を超えて家族で満喫できる一作
80年代はTV「サタデー・ナイト・ライブ」で人気を博したコメディアンたちが映画界の大スターへと変貌していった時期でもある。とりわけ本作は、同様の遺伝子を持つ『ブルース・ブラザーズ』を超える大ヒットを記録。当初はジョン・ベルーシとダン・エイクロイド、そしてエディ・マーフィを主演に想定していたらしいのだが、ダンが脚本を執筆している最中にベルーシは急死し、それからマーフィは『ビバリーヒルズ・コップ』へ専念するため辞退。そうやってあれこれ試行錯誤をした挙句、最終的にはあの伝説的3人に落ち着くことになった。
彼らが、特にビル・マーレイが、脚本通りにセリフを喋った箇所などほとんどないのだとか。それでもコメディ界で鍛えた彼らの瞬発力たるやさすがにズバ抜けている。キャチーなお化けマークと、あの主題歌も相まって、30年経った今なおあらゆる面で存分に、何度でも、何世代でも家族で楽しめる珠玉の一作といえよう。
マシュマロマン!!!
SF設定で難しそうなことを言っているのだが、「全部嘘さ!」と言いたくなってしまうのだけれど、なんか許してしまえるというか、それは了承済みのばかばかしさ((笑))。
如何にもゴーストらしさ満開の図書館の婦人から、何のキャラクター?というようなお化け、この映画のシンボルまで。キャラクターの設定勝!
怖くて、不気味と言うだけでなく、スライムを吹きかけられるという、何気ない不愉快さをまき散らすゴーストたち。
それを掃除機のような装置で捕獲!!!
1973年の『エクソシスト』とかの、VS オカルトでは壮絶な戦いが定番だったのに、この映画ではなんと軽いことか。発想の勝利!
「はぁ~?」と言いながらも、(笑)、いろいろなものを破壊しつくすダメンズぶりにハラハラしながら(笑)。
しかも、主要人物はさえない失職男3人組!マッチョでもなし、聖職者の威厳もなし。スペングラー博士は知的に見えるが、オタク?ベンクマン博士はナンパばかり考えている詐欺師のようなうさん臭さ。スタンツ博士は、ポールに嬉々として喜ぶ大人子ども。それぞれ最初は何気に腰がひけているのに、数をこなすうちに慣れてくる(笑)。
脚本がエイクロイド氏とライミス氏。即興劇団のコメディ集団「セカンド・シティ」つながりの二人。筋を理論的に詰めるような脚本ではない。
本当は、ベンクマン博士はベルーシ氏が演じるはずだったそう。だが、ベルーシ氏が急逝されたので、マーレイ氏が演じられたとか。とはいえ、エイクロイド氏もライミス氏も「セカンド・シティ」つながり。息の合い方はお手の物。後から入社してくるゼドモア演じるハドソン氏はコメディの素養がないから、この3人に対してちょっと異質?それでも、世界観を外していないところはすごい。
『ブルースブラザーズ』のように、大まかな筋と細かい設定は決まっているが、あとは見栄えのするシーンをつないでいったような、余裕のある作り(間)が好き。要所要所にネタを仕込んでくる。
こんなにナンパネタが入っていたっけ?とちょっとびっくりしたが、この時代の映画では外せないのだろう。
起:最初はうまくいかないけれど、承:やがて増員するほどに軌道に乗ってくる。転:だが、そこに横やりが入り、さらなる展開へ。結:ラストに向かうという、オーソドックスな作りなのだが、そこに仕込まれているネタで飽きさせない。
絶対忘れられないキャッチーな主題歌とゴーストのキャラクターが独り歩きしている感の映画だが、やはり、元の映画があってこそ、記憶に残るものになっている。
とはいえ、ベルーシ氏がベンクマン博士を演じていらしたら、もっとシニカルで、全体的に映画に別のリズムが生まれていただろうなと思い、心残り。
エイクロイド氏演じるレイがリーダーとされているのに、マーレイ氏演じるベンクマン博士のエピソードが断然多い。エイクロイド氏とライミス氏は脚本担当でもあるので、引っ込んだのかな?それとも、エイクロイド氏がコンビだったベルーシ氏とではないので、勝手が違ってマーレイ氏とあまり絡まなかったのかな?とか、いろいろと考えてしまう。
そして、『ブルースブラザーズ』でエイクロイド氏を知った身には、エイクロイド氏が『ブルースブラザーズ』よりふっくらしていることにびっくり、甘いマスクにもびっくり。ちょっと幼めに演じられたのだろうか。マシュマロマンにつながるように。
かつ、『ブルースブラザーズ』で虜になった、彼(とベルーシ氏)のキレッキレのダンス・動きが見られず、低音ボイスの歌も堪能できず。物足りない。
ちょっと評価を下げてしまっています。
うーん。。。
ゴーストをバスターする話かと思ったら門の神とか鍵の神とかわけ分からんこと言い出して困惑した
コメディとしてはその電波成分が余計に感じた
B級映画ということなら分かるけど今でも有名で評価が高い理由は分からない
リーダー格の男は面白いやつと言えば聞こえはいいけど、最初の男子学生いびってたシーンからあまりいい印象受けないし、ヒロインにほれた理由も顔以外わからないし、他にもいくつか気になった
まあそこは1980年代のノリなのかな?
軽快な音楽と幽霊のデザインは良かった
さほど楽しめなかった…
日本では「オカルト撃退ヒーロー」なんかは「ゲゲゲの鬼太郎」は例外として
今は深夜アニメにしかならない、マイナーでオタッキーな作品である。
この作品は、その「オカルト物」を、子供向けでもオタク向けでもない、一般の
大人が楽しめるエンターテインメント作品として仕上げている。
…で、この映画を俺が楽しめたのかと言えば「NO」で、大したスケールの
怪物退治はやっていない…つまり敵ゴーストの数が少ない…
最後はネタバレになるので詳しくは書けないが、ラスボスが「白いデカいの」と
いうのが、この映画のファンには評価が高いようだが、俺には「イマイチ」で
ある…
オバケ退治屋の愉快な面々‼️
今やお馴染み、オバケ退治業の方々が大活躍するシリーズ第一作‼️レーザー光線や電気の掃除器みたいなオカシナ装置、なんともとぼけた巨大なマシュマロマン、MTV感溢れるレイ・パーカーJr.の主題歌まで、映画の出来栄えはともかく、思い出深い作品の一本ですね‼️キャストもダン・エイクロイドやハロルド・ライミス、シガニー・ウィーバー、リック・モラニスら、個性豊かな面々が揃ってて、中でもゴーストバスターズ事務所の事務員役の女優さんが印象深い‼️逆に主役のビル・マーレイがまったく魅力的でないのがこのシリーズの難点ですね‼️
ニューヨークを救った英雄たち
『アバター』で活躍のシガニー・ウィーバーが若かった。
そのうち『エイリアン』のシガニー・ウィーバーも再度観たいと思う。
今作は愉快で可愛いくて怖くない雰囲気。
いろんな物が壊れて派手で楽しい。
男性的な鍵の神と、女性的な門の神が交わって、すったもんだしてビーム発射の結果、ニューヨークが白いドロドロマシュマロにまみれるってのは、エロティックで神秘的な終わり方。
ゴーサより破壊神らしいゴーストバスターズ
B級コメディとしてなら、ツッコミどころだらけでも最後まで普通に見られるストーリー性なので成立していると思うが、現代まで曲も作品も語り継がれる程の扱いなのは、奇跡だと感じる。
超常現象として悪霊を科学的に素材分析し、炉で処理するまでに、中性子や小型原子炉の仕組みが出てくるが、科学的風に見せるためだけであり、原爆と原発事故に見舞われた日本人としては、核充電を背中で行うとか頭おかしいの?となる。
被爆という言葉をご存知ですか?
ゴーストを捕獲するまでに使う光線も、交差させるとイオンが逆になるなど謎だし、そもそも使うとバーナーのように当たったところに火がつくとかテロレベルに酷い安全性の作り。
お手並み拝見、初仕事のホテル12階でだけで、既に、ゴーストバスターズと言うよりも破壊神の表現が似合う。ゴーサってゴーストバスターズの事じゃなくて?
無許可で始めて、炉を止めたら街中大惨事になる装置も勝手に増やす計画までしていたのだから、環境省役人が怒るのはもっともなのだが、この役人も神経を逆撫でされたからなかなかウザいキャラになっている。後半曲中の「役所はいい加減、後手後手に周る」歌詞にも賛同できる。
学生に手を出そうとする女好きな心理学博士も色々とアウトだし、よくわからない神話の、ゴーサとズールの宗教絡みで人類滅亡しかかっているからゴーサを退治しないといけないという成り行きも、ゴーサ復活のために死者が沢山甦って超常現象が相次ぎ2週間前からゴーストバスターズへの依頼が増えていたという説明になっているのか?ゴーサのために、門の神と鍵の神が人間に憑依し2匹セットになるとゴーサを蘇らせられる展開?
とにかく、それらしく説明がつくように理由付けしたテキトー脚本。
ゴーサが、相手が最も恐れるもののゴーストになり滅亡させるということで、機転をきかしたレイにより巨大マシュマロマンのゴーストがNYを闊歩するが、マシュマロが溶けて降ってきたら、熱くて大火傷の大惨事なはずである。
武力や爆発のもつ破壊力への認識がとてもとても甘く、そんな被害じゃ済まないだろ地上戦経験してみろと言いたくなるいつものアメリカ映画の浅はかさと、脚本の全体的な浅はかさをツッコミながら楽しむのが醍醐味なのだろう。
心理学大学講師として良い暮らしができていたが、一瞬でクビになるおじさん、
親の遺産を売って、それを担保に巨額借金をして、全額をゴーストバスターズに費やす科学専門のおじさん
オーケストラの一員としてNYで高そうな物件の22階に住む暮らしができている若い女性、
同じ物件に住み、さえない見た目だが税理士で富裕層を相手に財を成している若い男性、
とNYで暮らしを得ている80年代の若者や女性の社会進出を感じられる作品。
後からゴーストバスターズに加わった、素直に信じる力がある1人と、ゴーストバスターズの事務職女性1人が、一般的なNYの庶民を表現している。
80年代後半。不安定な職も多そうだ。
40年経っていても、何度見ても、面白い
劇場初公開時に観たのは高校生の頃、それ以来、何度か目の鑑賞ですが、今回もすごく楽しめました
米TVバラエティー番組「サタデー・ナイト・ライブ」出身の人気者がこぞって長編映画に進出した時代の名作
ジョン・ベルーシさんとダン・エイクロイドさんの「ブルース・ブラザース」、エディ・マーフィーさんの「ビバリーヒルズ・コップ」と並ぶ80年代を代表する名作群の1本
VFXは現代と比べるとメチャクチャ古さを感じるチャチなものの、そこがまたノスタルジックでいい、あの頃はとても先駆的でSFコメディ作品のテイストともベストマッチ、若い頃観てワクワクした気持ちを思い出しました
主役の3人、ビル・マーレイさん、ダン・エイクロイドさん、ハロルド・ライミスさんのトリオが相性抜群で面白いのに加え、シガニー・ウィーバーさんがすごくセクシーで綺麗なのが印象的な作品です
曲だけは何年たっても特に風化しないんだな
「ゴーストバスターズ」を観るのはおそらく4回目くらい。最後に観たのは20年以上前だ。かなり久々の鑑賞ということになる。
私にとっては懐かしの作品の一つなので、思い出補正込みで星5でもいいくらい楽しめたけれど、これからはじめて観る人のためにも思い出補正はなるべく排除し、現在の感覚、つまりレビューを書いている今の基準で評価しようと思う。
それでも80年代には80年代のノリとか流行りというのがあって、それらは思い出補正とは違うので評価として残さなければならないと思う。
もしそれらが気に入らない人はもっと面白くないかもしれない。
具体的には勢いばかりでロクに説明もされないストーリーのグダグダさだ。
個人的には最近の映画にはこの「勢いだけ」のような力強さが足りないと思っているのでこの頃のいい加減さに戻ればいいのにとすら思う。
つまり、リアリティがーとか辻褄がーだとか、そんなの体が大きいお子様しか文句言ってないんだから無視すればいいと思うんだよね。
何か変な話になってしまった。
要は映画の中のアトラクション的な楽しさだけに特化した、この瞬間が楽しければそれでいいんだみたいなところはいい。
しかしその本作におけるアトラクション的な楽しさもレトロゲームを遊ぶような感じで、冷静に考えればそんなに楽しくない。
映像はもちろんチープだし、今でも通じるようなすごいことなんか一つもない。いや、テーマ曲だけはアリか。
古くてチープな作品が好きだという人か、本作の続編「ゴーストバスターズ/アフターライフ」の予習以外では観なくていいレベル。
観ていなくてもテーマ曲を知っていて何となくこんなかなと想像したら「観た」と同義ってくらい特に何もない。
可もなく不可もなく普通といったところだろう。
と、ここまでは現代基準評価。ここからはちょっと懐古主義的な感じで。
最初に書いたように評価に加算されない。
当たり前だがキャストがみんな若くて驚く。
初めて観たときはビル・マーレイも知らないピヨピヨだったなと本当に懐かしい。
シガニー・ウィーバーがお色気担当なことにもちょっと驚く。
本作公開当時もそうだけどシガニー・ウィーバーといえば「エイリアン」のイメージが強くて、可愛らしさとか美しさとは縁遠い感じがあるけど、普通に美しいヒロインポジションをこなしてた。
ゴーストバスターズのロゴマークとテーマ曲だけで面白かった気になれる最高に楽しい一本。
ビル・マーレイだなぁ
やっばり、ビル・マーレイだなぁ。
レイ・パーカー・ジュニアが出ているの分かりました?
1985年の1月4日から6日(位に)鹿児島市天文館通りの映画で、この映画を見たと記憶する。
1984年の12月31日に故岡田有希子さんがレコード大賞新人賞を受賞した。その日、鹿児島県の韓国岳から高千穂峰の縦走をして、高千穂峰の山小屋で初日の出を拝むと言う計画だった。つまり、年が開ける前日の事で、山小屋は同じ目的の宿泊客でいっぱいだった。その時テレビから流れていた歌が『恋 はじめまして』だったのだ。普段は日本の歌謡曲は聞かなかったが、テレビを見ない選択肢が無かった事と、岡田有希子さんが可愛くて頭が良いと知っていたので、にわかファンだったのだ。だから、普段はうるさいだけの歌謡番組もその時ばかりは興味津々。物凄く良く覚えている。
無事に高千穂峰からの1985年の元旦は迎えられた。
その後、下山して、開聞岳へ登り、宮之浦岳まで足を伸ばすつもりでいたが、僕の器量では冬の宮之浦岳は無理だったので、映画を見る事にした。その映画が『ゴーストバスターズ』である。あれから、40年も経つんだね。
改めて、由紀子ちゃんの冥府をお祈りいたします。マシュマロマンにかけて。
本日、鑑賞す。
旧国営放送で音楽やっていたらしい。
ネタバレ
最後の地割れの場面にレイ・パーカーJr.さんが登場します。
ゴーストバスターズ! って叫びたくなる
アホな研究で大学の職を追われて3人の博士が幽霊退治ビジネスを始める話
愛すべきB級映画ノリで、無茶苦茶なのになんかうまく行ったり、常にアドリブ全開でハラハラさせられた 流石に、今の人間が見るとゴーストのCGとか荒いと感じる部分はあるものの、作品全体にユーモアが溢れていて楽しく見ることができた
「君の名は」のような音楽を使って一気に時間を飛ばす演出など、演出も工夫されていて飽きさせなかった 演技も面白く、ルイスがコミカルで面白かった
ゴーストバスターズ!
見た。
シガニー・ウィーバーが若かった。
テンポよく進む昔懐かしのコメディ。
当時かなり話題になってたし、見たらめっちゃ面白かった気がする。
でもまだガキやったし、世論に左右されやすかったんやろな。
ここでの評価が意外にも低いことに今驚いたわ。
ミシュランマン?
コメディホラーと言えばコレだよね?冴えないオッさん3人+1人がお化け退治に紛争するドタバタコメディ。いやー、シガニー若いねぇ。正直、続編を出さずこの映画の後にアフターライフを公開していれば、評価はもっと上がったと思うけどね。それにしても、今観直すと荒いVFXに無茶な設定で笑うしかない。まさかラスボスがマシュマロマンなんてね笑
小さい頃、日曜洋画劇場で何回も観たなー。当時はもっと怖いイメージあったけど、大人になって観ると、より監督の表現したかった事が解るようになり、ちょっと時代の流れを感じるわ〜
安っぽいCGも含めて笑える最強コメディ
オッサン4人のお化け退治のお話で少し情けない人達なのがイイ、死ぬほど笑える。
80年代っぽさの残るチープな作品。特にラスボス戦最高。ファミコンの鬼畜アクションゲームかと思った。
痛快かつ、ごきげんな一品
ゴーストが出てくる原因を追求するとか、
誰かへの復讐とか、そういうのはなくて、
とにかくゴーストでたから倒すでー
といった痛快ごきげんムービー。
まさに『痛快』と『ごきげん』という形容詞がピッタリの、80年代らしい作品。
いまならCGの技術でもっとカッコよくなるんだろうけど、そういうのではない良さがそこにはあるんだよな。
幽霊退治の会社など現実にはビジネスとして成り立つはずもないが、発想...
幽霊退治の会社など現実にはビジネスとして成り立つはずもないが、発想としてはおもしろい。
ただ、ラスボスのゴーストに全く歯が立たなかったのに、「マシュマロマン」を倒してハッピーエンドというのはちょっと拍子抜け。
久々に観たけど…
1と2の、その後である『アフターライフ』を観る前に、復習で久々に観たけど、ほとんど忘れてて新鮮に観れた。
思ったのは、たいして良くない(笑)
オシャレでクールな有名なロゴマーク、オシャレでノリノリな有名なテーマ曲、この2つが特に良い映画だなと(笑)
あと、ゴースト達のデザインも良いですが…
今観ると正直、そこまで良くない(笑)
ファンの方、ごめんなさい(笑)
幽霊は吸い込んで倒せ!
B級スレスレの温度感をド派手なVFXが韜晦した、まさに極上のムダ遣い映画。ニューヨーク大学から名誉毀損で訴えられてもおかしくないバカ教員とその仲間たちが幽霊退治で一儲けしようと企む。日本の幽霊は貞子みたいな怨恨ありあまる無口な色白女ばかりだが、本作の幽霊はもっと多彩でパッションに溢れている。冒頭のホテルで暴れ回る鼻水みたいな幽霊に始まり、そしてかの有名なマシュマロマンへ。コメディからホラーまでものすごく広範なスペクトルを有していて、だからこそこの国では幽霊を単なる娯楽として享受できるんだろうなと思った。思えば幽霊をゴミかホコリの要領で「吸い込む」ことによって除霊するというのも、幽霊=何か神妙で畏敬すべきものであるという認識が強い日本では絶対に出てこない発想だ。もうこの発想だけでアッパレというか、日常を異化する装置としての映画の要件をしっかり満たしている。
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