劇場公開日 1975年11月29日

「半端」コンドル(1975) はむちんさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5半端

2021年7月7日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

「シドニー・ポラック×レッドフォード」というと個人的にノリがつまらなかった「追憶」を思い出してしまい、観ようか躊躇したのですが、ストーリーがもちろん違うし評判もそこそこ良かったので観ることにしました。
 軽めの音楽が流れる中、平気で遅刻し同僚の女性の腰に手をまわして説明するレッドフォード。予想通りのムード、キザに見え「やっぱり苦手な映画かも」という演出でスタートした。

 その後は軽めの音楽もなく、事件が起こり、フェイ・ダナウェイが協力するハメになった頃には緊張感が出てきたので一安心。そう私にとって洒落た雰囲気のBGMが邪魔なのだ。そこを考慮して、その後は観ることにした。

 で、何で愛し合っちゃうのよ(苦笑) 極限状態だからでしょうか...彼氏からも電話あってケンカしてないし理解が難しい。

印象的なシーンとしては、相手の電話番号をプッシュ音から聞き出す仕掛けが時代の味わいを感じた。

全体としては中盤が一番緊迫感があったけど、ラストなんてスリルなく話だけして終わり。近くにいたサンタが何かあるかと思ったけど私の考えすぎで 「えっこれで終わり?」
暴露が記事になったかも不明だし、フェイ・ダナウェイが去っていく場面なんて危険な状況なのにメロドラマみたいな音楽だから緊張感が薄れて半端でしたね。

 というわけで、S.ポラックさんの映画は、またも合わなかった。。。

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はむちん