メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬のレビュー・感想・評価

メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬

劇場公開日 2006年3月11日
6件を表示 映画レビューを書く

悪くはないが

主人公の気持ちは分かる。
女優のキャスティングがよい。
クソなシーンはなかった。
ゆったりお酒でも飲みながら
見るのがおすすめ。

メキシコ越境がどういうことか分かった。
トランプさんが壁を作りたいというのは
人件費抑える目的もあるのね。

プチトマト
プチトマトさん / 2018年2月21日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
  • コメントする (コメント数 0 件)
  • 共感した! (共感した人 0 件)

トミーリーだからこそ ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

これはトミーリー監督・主演だからこそ成立した映画だと思う。
他の監督さん、キャスティングはちょっと思いつかない。
泣きたくなるほど贖いの物語であり、決別の物語でもあり、それでいて素っトボケた味がある。何よりもトミーリーがふとした瞬間に見せる身体のキレはまだまだいける感じで、おじいちゃん感が消えてる所が素晴らしい。

同じくメキシコ国境を舞台にした贖いの物語『すべての美しい馬』もトミーリー監督・主演で作り直してくれんかのう。『美しい馬』の主人公は16歳位の設定だが、彼なら出来そうな気がする(すみません。さすがに無理か…)。



その他、彼の監督・主演作に『The Sunset Limited』(コーマック・マッカーシー脚本、サミュエル・L・ジャクソン共演)がある。『メルキアデス〜』の負のテーマを更にシビアに突きつめたような会話劇。
これもまたトミーリー監督・主演だからこそ成立した映像だった。
形而上的な会話が続く哲学ドラマだが、トミーリーの顔があまりにも現実的でオッサンで変なので、哲学な事を忘れてしまう。寓話と現実のブレンド具合がまことに丁度いい顔だなあと思った。

小二郎
小二郎さん / 2014年2月21日 / PCから投稿
  • 評価: 5.0
  • 印象:  悲しい 楽しい
  • 鑑賞方法:-
  • コメントする (コメント数 0 件)
  • 共感した! (共感した人 0 件)

男泣き映画の傑作

素晴らしい。
トミーリーが男の美学、悲哀、覚悟をクラクラするような渋さで体現している。
散々な目に合うバリー・ペッパーの演技も必見。
驚くほど感動的な贖罪の物語。

r
rさん / 2013年11月11日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 5.0
  • 印象:  泣ける 萌える
  • 鑑賞方法:-
  • コメントする (コメント数 0 件)
  • 共感した! (共感した人 0 件)

It's a Man's Man's Man's World ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

 男達は皆故郷を、帰る場所を失った。ピートは不法移民の友の「死んだら故郷のヒメネスに埋めてくれ」という約束のため法を犯してお尋ね者となり、メルキアデスを殺害したマイクも旅の途中、身勝手な大きい子供から大人の男に成長するものの、留守中に妻に愛想をつかされ帰る家を失っていた。そしてなにより約束の張本人たるメルキアデスに至っては、元々帰る故郷など存在しなかった。身寄りのない土地での孤独をやり過ごすため、偽りの美しい故郷・ヒメネスを胸に生き続ける流浪人、それがメルキアデスだったのだ。つまり皮肉なことに男達は、メルキアデスの存在しない故郷を探して、そして自分達の帰る場所を失うのである。文面にするとなんとも遣る瀬のない話であるが、そんな男が失う帰る場所もまた決してきらびやかなものではない。アメリカ人のメンタリティーを象徴するテキサスの国境沿い、だがT・L・ジョーンズが切り取った「アメリカ」は海外ドラマが映し出すような都市の華やかさなどとは程遠く、その乾燥地帯ではデブのババアが日光浴でその体を公衆に晒し、レクリエーションといえば白い肌のたるんだオッサンとオバハンの不倫のローテーションくらいしかなく、かつてプラムのクイーンだった女は昼ドラにハマリ、ダイエットと称して晩飯はズッキーニだとぬかす始末だった。その鬱屈したクソつまらなく、しかしリアリティのある「アメリカ」には多くの人が不快感を覚えることだろう。そしてまた、そこに残された女達も彼らの帰りを待ってなどはいなかった。ピートのセフレのメリッサ・レオは、あの愛が演技だったことをはぐらかし、マイクの女房は長距離バスに乗り、祖国にすら居場所がなかったメルキアデスは言わずもがなだ。そこには男女のロマンスによる癒しなどもやはり存在せず、ただ拠り所を失う男達の苦さばかりが漂い続ける。
 しかし、それでも尚も、あらゆる崇高さや救いなど一切ない世界でありながらも、この物語の結末は絶望に落ちることはない。旅の末、荒野の廃墟に立ち尽くしたピートは言う。
「ここがヒメネスなんだ。そうあるべきなんだ……そうだろう?」
 銃で脅され旅に無理やり同伴させられた、馬鹿な白人男の標本だったようなマイクは、一筋の涙で頬を濡らしながらそれに頷く。ピートの「should be(そうあるべきだ)」という言葉には、それほどに儚くも重くのしかかるものがあったからだ。それを人は愚かしい意地と呼ぶかもしれない、惨めな開き直りだと捉えるかもしれない、しかしマイクが涙を流さずにいられなかったのは、そしてその言葉が見る者の胸を穿つのは、それがあらゆるものを捨象した後、最後に残り浮き彫りになった純粋な男の矜持だからではないだろうか。
 男が男であるために必要なのは、財産を守る強い腕っぷしでも女を喜ばせる太い男根でもない、朽ち果てていく友に寄り添うため眉間にほんの一筋の皺を寄せる力、それさえあれば、男は荒野に立ち、ひび割れた大地に水を撒くことができるのだ。劇中一度も激情を顕さなかった男の、その顔に刻み込まれた深い陰影が雄弁にそれを物語っていた。

2013年7月31日 / PCから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  泣ける 悲しい
  • 鑑賞方法:DVD/BD
  • コメントする (コメント数 0 件)
  • 共感した! (共感した人 0 件)

切なく、哀しすぎる友情の物語

トミー・リー・ジョーンズが監督した映画が有る事を知らなかった私なのだが、やはり彼程のベテラン俳優と言われる人達の中には、確かに助監督経験が全く無くても、良い脚本にさえ出会えれば、映画監督経験初作品でも、映画を巧く完成させる技があるようだ。
ここで、想い付くままに監督で有ると同時に立派な俳優でもある人物の名前を挙げるなら、チャップリンが一番先に思い出されるが、俳優兼その後に映画監督となった人物で、秀作を監督し続けている人と言えば、クリント・イーストウッドの右に出る人物は現在のところいないだろう。
ロバート・レッドフォードも私はとても大好きな映画作家であるし、そして俳優としての芝居と言う面では必ずしも名優とはいかないが、ウディ・アレンも素晴らしい監督であると同時に俳優でも有る。
日本でも、竹中直人は個性派俳優であると同時に、立派な映画監督と言う事が出来ると思うのだが、みなさんはどうお考えになられるだろうか?
あそうそう、来月公開予定の「カルテット」はダスティン・ホフマンの初監督作品と言うからこの作品も楽しみである。
それから、ショーン・ペンも監督しても素晴らしい才を発揮している人だし、フランソワ・トリフォーも忘れてはならないね。
改めてこう考えてみると、後から後から未だ未だ大勢の素晴らしい名優兼監督の名前は出て来そうだが、この「エストラーダの3度の埋葬」から話しが脱線しているのでここで話しを戻すが、トミー・リー・ョーンズの手に因る本作品も、決して悪い作品では無い。と言うより、彼がこの様な純な物語を映画に撮りたいと望んでいたのか?とスクリーンから受ける今迄に彼が演じ重ねて来たキャリアからはイメージが出来ないような意外性の有る素晴らしい友情物語を彼は世に送り出してくれたのだ。

物語の舞台となるのは、アメリカの片田舎の町、そこはまるで時間が止まったままで動く事など無い様な世界の果てと言っても申し分のない辺境の地、そこへ国境警備員になったマイクとその妻は都会から引っ越して来た.が、都会での刺激的な生活に馴染んでいる為に、2人は中々この田舎での平凡過ぎる事件性の無い退屈な生活に溶け込めないでいるが、ある些細な事故をきっかけにこの2人は事件に巻き込まれて行くと言うお話だ。
そして主演の田舎の冴えないカウボーイのピートをトミー・リー・ジョーンズが演じているのだが、彼が今時のアメリカには、絶対にこんな純な人がいるのか?と呆れかえるほどの生真面目な一面を持っている男を好演しているのだ。
そして、このピートと言う年老いたカウボーイと彼の親友である、不法滞在者としてメキシコから国境を越えてやって来たこのメルキアデス・エストラーダとの間に生れた堅い友情の絆の物語で、素朴に生きる人間の尊さと、友情で結ばれた2人の間に交わされた約束を守り抜こうとする、不器用なピート。そしてエストラーダを事故死させたマイクとピートの不思議な旅物語は静かな感動を私に運んでくれた秀作であった。

Ryuu topiann(リュウとぴあん)
Ryuu topiann(リュウとぴあん)さん / 2013年3月27日 / PCから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  悲しい 難しい
  • 鑑賞方法:DVD/BD
  • コメントする (コメント数 0 件)
  • 共感した! (共感した人 0 件)

友の死と長い旅路の果て

俺が死んだら故郷の村に連れて行ってくれ。親友のメルキアデス・エストラーダは云っていた。そんな彼が国境警備隊のマイクに誤って射殺される。
彼はメキシコからの密入国者で農場で働いていた。州警察は面倒はゴメンだとばかり犯人には手を出さない。親友のビートは彼との約束を果たすためマイクを捕まえて、埋められていたメルキアデスを掘り起こして馬に乗せる。
そして嫌がるマイクを引きつれて彼が云っていた村を目指して旅に出る。

馬での長い旅。頑固な初老のカウボーイのビート。
人間的に情愛に欠け自己中心的なマイク。
二人の激しくぶつかり合いながらの旅は続く。

やがて、見えてきた村。
だが、そこには思いもしなかった結果が待っていた。

トミー・リー・ジョーンズの監督・主演作でいやいや、かなりの見応えがある作品で悪くない出来だった。
彼の監督としての力量も捨てたものじゃないと感じた。

みっどないと・シネマ
みっどないと・シネマさん / 2012年5月13日 / PCから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  難しい 萌える
  • 鑑賞方法:DVD/BD
  • コメントする (コメント数 0 件)
  • 共感した! (共感した人 0 件)

6件を表示

映画レビューを書く
このページの先頭へ

最近チェックした履歴

映画の検索履歴

他の映画を探す

映画館の検索履歴

他の映画館を探す

特別企画

Jobnavi