「期待度○鑑賞後の満足度◎ ゾンビ映画の進化?…「ゾンビに襲われる→ゾンビになる」“恐ろしさ”から「ゾンビに噛まれる→即そいつ殺す」となる人間”の恐ろしさ”へ…」28日後... もーさんさんの映画レビュー(感想・評価)
期待度○鑑賞後の満足度◎ ゾンビ映画の進化?…「ゾンビに襲われる→ゾンビになる」“恐ろしさ”から「ゾンビに噛まれる→即そいつ殺す」となる人間”の恐ろしさ”へ…
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①「ゾンビに襲われる怖さ」「ゾンビに襲われた人間もゾンビになる怖恐ろしさ」は此れまでの映画で散々描かれてきたので今更同じことを繰り返してもただマンネリ。
そこで新しい趣向として「ゾンビに対抗する人間がゾンビ以上に恐ろしいものとなる」方を描くことに主軸をおいた感じ。
前半もまだはじめの部分で、今まで行動を共にしていたマークを感染したからといってセリナが情け容赦なくあっという間に肉切り包丁みたいなので叩き殺すところは、セリナが本作のヒロイン的な立ち位置なこともあり結構衝撃的。
感染したら凶暴化する前に殺してしまうというのは自分の身を守るだけでなく更なる被害食い止めるという意味からすれば理屈としてまことに正しいのではあるが、それを何のためらいもなくやってのけらるくらい人間は追い詰められれば冷血になれるということを改めて描いてなかなか印象的なシーンではある。
③度々挿入される無人のロンドンの映像はどうして撮ったのだろうと思うが(CGとは思えないけど)、全体として鑑賞前に想像していたよりお金をかけていないというか低予算ぽい。
それでゾンビ達がウジャウジャ湧いてきて人間を襲うモブシーンが少なくて人間中心のドラマにしたのかなと勘ぐれる。
④とにかく早くゾンビを登場させて本当に撮りたい(描きたい)物語世界を構築したかったのか、発端部分がかなりの手抜き。
これ程恐ろしいウィルスなのに素人の動物園愛護家達が易々と入れるなんて「セキュリティ、甘っ❗」とこの時点で少々白けた。
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